ep.9 ページ9
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『はぁ〜』
ちょ「なんや、幸せに逃げるで?」
1限から4限までなんかぼーっとしてしまった。
こんなこと今までなかったのに。
『テストまでそんなに日にちないのに...』
ちょ「あんまり思い詰めないほうがええで?」
前回のテストの時必死で勉強しすぎて軽く精神滅入ってたんだよなあ。
あの時はちょこがいなかったら確実に鬱になってた笑
ちょ「なんかさ、Aにこれ言っていいんかわからんねんけど、」
『何?』
ちょ「そこに藤井流星おんで」
『はぁ!?』
藤「やっほー」
『何でおんねん!』
藤「何やろ?レーダーが発動した」
ちょ「どうしたん笑そんなでかい声だして」
どうしたって、だって藤井くんが...
ってよく考えたらそうだよな。
今までの私だったらあーはいはいってなってたはずなのに。
何を取り乱してるんや。
『ちょこ、ちょこもそうなる?』
ちょ「は?”そう”ってどう?」
か、み、ちゃ、んと口パクすると
ちょ「ちょ、ば、ばか!!!」
藤「何々?何の話?笑」
あーやっぱり。そうか、そうなんや。
まあイケメンやしな。
藤「ん?神田さん俺のことそんな見つめてどうしたん?」
『いや....うん、なんでもない』
なんか今まで関わったことのない人種だし、
気になるのはしょうがないか。
藤「2人はいつもここで食べてるん?」
ちょ「せやで。」
ふうんと言ってちょっと考えた藤井君。
じゃあさ、と切り出した時
優「こんな所におった〜」
神「ほんまや、流星行くでってAと山田ちゃんやん」
ちょ「か、神山くん!」
『あれ、藤井くんと仲良くなったん?』
藤「神田さんのこと教えてもらってんねん」
『はい!?神ちゃん変なこと言わんとってな』
神「はいはい、2人もはよ戻らなチャイムなるで」
ほんまや!と急ぐ。
そういえば藤井君なんか言おうとしてなかったっけ?
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作者名:あんまん | 作成日時:2019年10月22日 10時