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ep.4 ページ4

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『ちょこおる?』

「千代子ー呼んでるでー」

ちょ「あ、今帰るとこ....ろ」

神ちゃんを引き連れてるのが目に入ったのか一瞬固まるちょこ。

神「あ、山田ちゃんやん」

『どうせ帰るんやろ?方向一緒やし神ちゃんも帰ろうや。』

神「ええけど、腕引っ張る前に言うてくれたら嬉しいわ。」

あーそれはごめんやで神ちゃん...

ちょ「神山くんどうしたん?」

『偶々会ったし、一緒に帰ろう思って。』

嬉しそうなちょっと恥ずかしそうなちょこの顔。
可愛いな恋する乙女。

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神「ほんで流星の告白どうするん?」

ちょ「え、告白って何?」

『あーそれがな』

帰り道折角やからとマクドに寄る。
そこで神ちゃんがさっきの話し出すからちょこにも説明した。

『ってことがあってん』

ちょ「あの藤井流星が...Aを好き....」

『神ちゃん藤井くんと同じクラスやろ?どんな子なん?』

神「どんな子って...まず授業は寝てるやろー、でも部活熱心やな。
あとはなんやろ、結構話しやすいで」

『待って、授業中寝てるん?最悪や。私不真面目な人嫌やねん』

ちょ「なんで?それだけで振るん?折角背も高くてイケメンやのに」

神「それを俺の前で言わんとってや笑」

ちょ「ちゃ、ちゃうよ!神山君が背低いなんて言うてない!」

『言うてるよ今』

あぁもう!、と腕を枕にして突っ伏すちょこ。
いっつもこうなるって拗ねモード。

ちょこも普段はしっかりしてんねんけど、こういうところが可愛いねん。

神「山田ちゃーん、俺怒ってるわけちゃうよー?」

『ほらちょこ、ポテト食べや』

顔の近くに持って行くとパクッとウサギみたいに食べる。

神「ふはっ、かわええ」

ちょ「へ...」

ぼふん!そんな音が聞こえそうなくらい一気に顔が真っ赤になりまた伏せた。

『罪な男や』

神「へ、俺?」

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作者名:あんまん | 作成日時:2019年10月22日 10時

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