国語科のイドンヒョク ページ6
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その日の帰り、4限終わりの電車を待っていると隣に人影が見えて顔を上げる。
『あ、ナジェミン.....さん』
JM「ナジェミンさんって！ジェミナって呼んでよ〜ナナでもいいよん」
やっほーなんて言いながら手を振るジェミンくんからは独特のスッとする甘い香りがした。
ナナなんてあだ名で呼んだら恐ろしいことが起こりそうで、ジェミンくんと呼ぶと
JM「まあそれでもいいけど〜」
なんて笑って隣に並んだ。
「おいナジェミン！お前に良心というものはないのか！」
JM「あ、うるさいのが来ちゃった」
声のするほうを向くと足の長いキャップを被った明るい髪の男の子が居た。
類は友を呼ぶ。この人も綺麗な顔をしている。
「え！？英米のAちゃんじゃね！？」
『こんにちは〜』
JM「こいつはねぇ、教育学部国語科のイドンヒョクっていうんだよ〜」
へぇ、この人も教育学部か。本当にイケメンが多いんだなあなんて思っている間に2人は
"チャージしてる間くらい待ってくれても良くね！？"
"うるさいなあ、耳元で叫ぶな"
"やだね〜だ"
なんて何とも小学生のような会話をしていた。
電車が来たので乗り込むとちょうど３人席が空いていたので座ろうとドンヒョクくんが言う。
一つ席を空けて座ると、ジェミンくんは話しづらいから立っていると言い、詰めていいよと言ってくれた。
『ありがとう。』
お言葉通り隣にずれると、ドンヒョクくんの香水の匂いが微かにした。
HC「それにしても、生で見るとやっぱりアイツの言っていることが分かるわ....!」
ドンヒョクくんと目が合うとしみじみとそう言われる。
アイツ？
JM「君のお口はどうして余計なことしか言わないのかな？んん〜？縫ってあげようかぁ？」
凄く可愛らしい笑顔で恐ろしい事を言うジェミンくんに驚きながらも"アイツ"について聞くと
HC「あぁ、ジェノのこと！イジェノ！」
....また出たイジェノ。
無意識にムッとしてしまったのか、何その表情っと笑われてしまった。
『いや最近その名前良く聞くんだけど、誰も何も教えてくれないんだよね....。どんな話ししてたかだけでも教えてくれれば良いのに....』
JM「ん〜そのうち会うと思うけどねぇ」
なんて言って、そこでイジェノの話は終わった。
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はりねずみ(プロフ) - 何度も読み返してます！とても面白いので次のジェミンの話も楽しみにしてます！ドンヒョクのお話のパスワードを知りたいのですが、教えていただけますか？ (2021年8月7日 18時) (
レス) id: d7178e9f9f (このIDを非表示/違反報告)
そんふん(プロフ) - "構成要素"をお互いに見せ合って、"オッケー！"ってなったら付き合うという考え方が、すごく素敵でした。何度も読み返すくらい大好きです！ (2021年8月6日 1時) (レス) id: 0e6301f498 (このIDを非表示/違反報告)
さなこ(プロフ) - この作品、好きすぎて月1くらいで読み返してます。笑 (2021年6月4日 1時) (レス) id: a10af9d64e (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます！ジェノペンさんにそう言ってもらえると凄く嬉しいです...!私もまた書けたらいいなと思っているのでその時はぜひ宜しくお願いします！ (2021年4月16日 9時) (レス) id: 6d524ee8df (このIDを非表示/違反報告)
みん - こんばんは、ジェノペンです。こちらの物語めちゃくちゃ面白くて何回も読みました！文章も読みやすくて、リアルな学生の会話のような感じでほんとドキドキしました。またいつかジェノの物語書いていただけたら嬉しいです〜！ (2021年4月16日 1時) (レス) id: d53afc680c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんまん
| 作成日時：2021年2月14日 16時
