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残された男と去った少女 ページ9
少女が立ち去った静かな部屋
男は一人残って畳を見つめていた
先程の少女の口ぶりと態度
恐らく記憶が曖昧とゆうのは嘘だ
本人は気付いてないようだが
"あの日"とゆう単語に酷く反応し動揺していた
少女はまだあの悪夢に苛まれているのだ
もがき苦しむ辛さは自分も経験した
だがあの少女の苦しみ全てを理解は出来なかった
せめてもと思い、藤の家紋の屋敷に預けた
そこは子に恵まれなかったとゆう夫婦の屋敷
きっと少女を我が子のように愛してくれるだろうと
普通に戻れずともせめて人の温かみをもう一度感じて欲しかった
だが少女は自ら優しい夫婦の元を離れ
過酷な道を選んだ
これは彼女なりの懺悔
自分も少女もあの夜から抜け出せないのだ
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しづ(プロフ) - 、さん» 外したつもりが出来てませんでした…ありがとうございます! (2019年12月15日 16時) (レス) id: 14c6efd9bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しづ | 作成日時:2019年12月15日 14時