ご慈愛ください、お兄ちゃん《∞》

◯ ページ42

.





『お待たせしました、』





「「「「「「「お〜〜〜！！！」」」」」」」






私が着たのはメイド服。





忠「めっちゃ可愛いやん！！♡」




章「さすが似合ってるわ〜♡」




隆「この店員さんがおる喫茶行きたいわ〜」




す「もうずっとそのままおってくれ」




信「やっぱりAは何着ても似合うわ」




裕「可愛い…(照)」







口々に感想を述べるお兄ちゃんたち、もう私にメロメロ(笑)

私も顔赤くしてモジモジしてる(笑)





そこから突如始まった写真撮影大会。






ちなみにお兄ちゃんたちは何着てるかというと
たあくんは某 赤と青の蜘蛛のヒーロー
裕くんは某SF映画の金スーツ
隆平くんは某 龍と玉のスーパー紫と白のスーツの人

章ちゃんはオシャレにドラキュラ
亮くんは仮想あんまり乗り気じゃなかったから可愛い悪魔のツノのカチューシャ(笑)
信ちゃんはかぼちゃ




すばるくんはというと…私の学校の制服着てスカートまでしっかり履いてるw





隆「すばるくんやっぱり脚綺麗やなぁ、女の子みたいや」




『うん、私より制服似合ってる(笑)』




す「いや、Aのメイドには敵わんわ」





そこからみんなで集合写真撮って、晩ご飯。

クリスマスとは違うからそこまで豪華ではないけど、たあくんの作ってくれるごはんはいつも美味しい。



骨つき肉に食らいつく章ちゃんはリアルなドラキュラだし、隆平くんは尻尾ついてるからそもそもイスにめっちゃ座りづらそうだし(笑)

お兄ちゃんたちの選んでる仮装もそれぞれの個性がしっかり出てるよね(笑)




す「A、お兄ちゃんからお願いあるんやけど聞いてくれるか？」




『え、何、嫌だ』




忠「断るん早(笑)」




す「おかえりなさいませってやつやって」




『えー絶対嫌や(笑)これ着るのが限界(笑)』




す「そこをなんとか！！」




両手合わせてすりすりしながらめっちゃお願いしてくるすばるくん。




裕「俺からもお願いっ！！」




あれ、なんか裕くんも入ってきたんやけど(笑)




忠「せっかく可愛いの着てるんやもん、もっと可愛い姿見たいねんお兄ちゃんたち」




ちょっと待ってお兄ちゃんたちなかなか気持ち悪い発言を(笑)

私かてそんな軽い女ちゃうもん！(笑)




『それはまた今度ね〜(笑)』




隆「Aのケチ〜」





『ケチで結構です〜(笑)』




珍しくお兄ちゃんたちの言いなりにはならない私のハロウィンでした(笑)

●こたつ→←◯

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す