ただ愛して欲しかった

7【繋がり】 ページ7

突然兄のベルナルドに呼び出された。

呼び出されるときは、何をするかなんて分かってる。





「失礼しま…っう…」

「マーマ…あぁっあああ！！」





ベルナルドにか弱い力で強く抱き締められる。
抱き締められる手の爪が皮膚を削るのがとても痛い。


でも、そんなこと言えないから。私は母に怯えきった兄の背中を擦る。






「大丈夫…大丈夫……」


「あぁ……A…」





私には期待されるということがどういうものかは分からないけど。
泣き喚くベルナルドの精神安定剤になれるのならば、



良いかなぁって、思う。

この瞬間だけ、心が愛で満たされる気がするから。





でもそれと同時に、
辛いときに一緒に眠ってくれるぬいぐるみのような、



ただの道具だ。

そう言われているような、気もした。






「A…私は、私は……パパのようになれているか？」


「うん…なれてるよ。ベルナルド兄さんは頑張ってるんだから。」


「…ああ。」





ようやく正気を取り戻したベルナルド。
私は兄にお茶を淹れてから、部屋を出た。


今じゃベルナルドとの繋がりは、これだけになってしまった。





更衣室の掃除のために更衣室へ向かうとまだ人は残っていた。

8【仲間】→←6【女の子】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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