134話 ページ34
一悶着あったもののその後俺は退席し剣持くんも配信を再開した
数分後ーー
扉の開く音がして目線を向けると剣持くんがリビングの前で立ち尽くす
｢なにか飲む？｣
｢……｣
｢珈琲入れるようか、他のやつがいいなら買ってくるけど｣
そう言ってキッチン内に入るものの彼は動くことも話すこともせずに俺は苦笑いする
｢なんで言われた本人より落ち込むのさw｣
｢……だって僕の枠で言われたんだぞ
Aのこと配信内でしか知らないヤツに、友達バカにされたらそりゃムカつくだろ｣
今だに思い詰めてるのか段々と涙声になる剣持くんを見て俺は入れていた珈琲をテーブルに置いて剣持くんの顎を持ち上げ目線を合わせる
涙が瞳から流れ落ち、ライトでキラキラと光った
｢……なんだよ｣
｢いやー、加虐心がそそられるよねその顔 ｸﾞﾌｯ｣
腹部を殴られ剣持くんから手を離す
｢キモイ、人が悩んでるのに!!｣
｢そうそうその調子、剣持くんはやっぱり俺に対して悩んでるより嫌悪してる時の方が似合ってるよ…
いつもの剣持くんに戻ってくれて良かった｣
｢……お前のことでずっと悩んでるのが馬鹿らしくなってきた
珈琲嫌です、コーラにしろ｣
｢じゃあコンビニ行ってくるよ、何かほかにいる？｣
｢コンビニ行くなら僕も行く
お前一人で行くと余計な物買ってきすぎる｣
｢剣持くんが喜ぶかなって思って買ってるのに｣
｢大量に買ってきて消費するこっちの身にもなれや!!!!｣
｢迷惑だった？｣
｢めいっ…わくではないけど!!!!｣
｢剣持くんってホント優しいよね｣
｢お前楽しんでるだろ、今すぐやめろよ｣
｢どうしようかなぁーw｣
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↑書いて思ったのがアンチコメって自分に向けられてないと書くの難しい…
自分が軽率に書いたものでも相手にとってはナイフで刺されるくらいの破壊力もありそうだな(再確認)
配信とかでも見る専だけど、コメントするってなったら気をつけよ……
せっかくのリクなのにてぇてぇくなかった…ちくしょう……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1277人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫 - 完結おめでとうございます！とても面白くて一気見しちゃいました！ここで終わるのは少し寂しいですがちょいちょい見にきたいと思います！ (2023年1月22日 1時) (
レス) @page50 id: 4f57f42090 (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - 完結おめでとうございます。とても面白かったです！素敵な作品をありがとうございました、これからも応援しています！！！ (2022年10月3日 16時) (レス) @page50 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 純粋に好きです、面白かったです。楽しい時間をありがとうございました (2022年10月1日 3時) (レス) id: 5760dadaee (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - 完結おめでとうございます。ここの更新がなくなってしまうのは哀しいですが、定期的に読み返しつつ、短編やら新作やらを楽しみにひっそりと生きていきたいと思います！ (2022年9月30日 22時) (レス) @page50 id: 94faa0a05d (このIDを非表示/違反報告)
真優(プロフ) - 完結おめでとうございます！リクエスト書いてくださりありがとうこざいました！この作品が更新されることが最近の楽しみであっただけに終わってしまうのが寂しいです。もう少し読みたい話もあったので番外編をひっそり期待しています… (2022年9月30日 20時) (レス) id: 969f0f287a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水菜目
| 作成日時：2022年9月13日 17時
