元A組生徒のヒミツゴト 暗殺教室×鬼滅の刃

8話 ページ8

2日目、自由行動


千葉｢じゃあ……気をつけてな｣

貴女｢ええ、大丈夫
知人に会いに行くだけなので｣

中村｢知人じゃなくて愛人だったりして…｣

菅谷｢おい、中村!!｣


中村さんは私のことを相当嫌っているようでネチネチと何かを言っているが無視して彼らと分かれる


貴女｢さてと…向かいますか｣


別れてすぐ気づいたのは


貴女(つけられてますか
……やはり、帰ってこない宣言しなきゃ良かった)


チラッと横目で確認すれば殺せんせーがコソコソと隠れながら私の跡を追っている
多分、そこら辺の暗殺者でも気づかないほど気配を押し殺している


貴女(鬼を相手にしている鬼殺隊なら気づけると思いますが…)


｢御館様｣の屋敷に行くためには巻いた方がいい
細い路地に入り込み殺せんせーの前から姿を消す


殺せんせー｢にゅやっ!!?｣


殺せんせーも慌てた様子で私の入った路地に入るが此処は京都


貴女(すぐに見失ってしまう)


周りを見回す殺せんせーを屋根の上から確認したあと｢さて…｣と立ち上がると鎹鴉が飛んできた


鴉｢伝令!!｣


鴉の足に取り付けられていたメモを広げ内容を確認すると御館様の字で｢那田蜘蛛山に向かって欲しい｣と


貴女｢なるほど十二鬼月が…｣


メモを折りたたみ殺せんせーが消えたことを確認して地面に降りる


貴女｢ここから早くて5時間、急ごうか｣

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