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7話 ページ7

修学旅行当日、一日目は着いてすぐ色々なところを見学した後宿泊施設へと入った


神崎「五鬼継さん、良かったら一緒にお風呂「私は後で入るよ」…そう?」


でも、と神崎さんは何か言おうとしたが中村さんが「E組の奴らと入ると馬鹿が移るだろうから五鬼継さんは遠慮してるんだよ」と神崎さんの腕を引いて部屋から出ていった


貴女(うーん、完全に勘違いされてるなこれは
体の傷見られると詮索されるから入りたくないだけなんだけど…)(足元や、腕は傷だらけ)


ま、いいか
と楽観的に考え中庭にある池を1人眺めているとフッ…と横に風が吹いた


貴女「…おや」

殺せんせー「こんばんは、五鬼継さん」


殺せんせーは私を見て笑うと「お風呂は?」と聞いてきた


貴女「後で入ろうかと
それで?何か用ですか?」

殺せんせー「聞きたいことが少々
五鬼継さん、貴方はE組に落とされてからも落ち着き払い、私に攻撃さえしてこない


何か理由があるんですか?」


貴女「………理由は特にないですよ
元々A組にいた頃からE組に悪い印象など持っていなかったですし、貴方に攻撃しないのも私には貴方を殺せるほどの力を持ち合わせていないからです」


そもそも、何故E組に落ちたからと焦らなければいけない
蔑みなんかはあるもののそんなのは無視してしまえばいい話


貴女「A組にいた頃から謎だったんです
E組が馬鹿にされること」

殺せんせー「…」

貴女「人間は何故人間同士で蔑み合うんでしょうね
私には本校舎にいる人の気持ちの理解が出来ないんです

もしかしたら私もなっていたかもしれない

そう思っているくせにそこに居る人を簡単に陥れる
本当に愚かで笑いが出る」


さァァァァと風が吹いて目の前を髪の毛が隠す
殺せんせーは私を見て少し恐怖心を抱いた様子


殺せんせー「五鬼継さ「ではお風呂に行ってきます」え?あ、はいっ!!!!」


あ、あと一つ
そう言って振り返ると殺せんせーは冷や汗をかきながらも「なんでしょう?」と返事をする


貴女「明日、私の帰りが遅いかもしれません
明け方まで帰らなかったら……」

殺せんせー「帰らなかったら?」

貴女「……ふふ、これを言ったら止められそうなのでやめておきます」


おやすみなさい、殺せんせー
それを言い残し、私はお風呂へと向かった

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チコ - ロヴロさんがこんな可愛いことってある??(40話) (2021年7月17日 20時) (レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
あややん - コードネーム、『ローズ』はどうでしょうか?綺麗な花には毒があるように、、、 (2020年4月25日 23時) (レス) id: 091f262e52 (このIDを非表示/違反報告)
羅天心@らてんしん(プロフ) - あと、考えたんですけど、氷鬼(ひょうき)…とか? (2020年4月25日 19時) (レス) id: 66b4fe94ea (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - コードネーム…?クール姫…とか…? (2020年4月25日 19時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
- 皆さんのネーミングセンスがよすぎて自分の案が比べ物にならない...当たり前なんですけどね!最初のE組の時と本性を表した時の差が激しいので二重人格とかどうですか?...これも比べ物になってない気がするけど... (2020年4月25日 14時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2020年2月29日 18時

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