110話 ページ10
蜜璃｢あの……Aさん……｣
貴女｢ん？｣
ざわざわと途絶えることの無いあちこちから聞こえる話し声
人が消えることの無い場所、デパートへと私は煉獄さんの継子、蜜璃ちゃんと来ていた
貴女｢伊黒さんへのプレゼントか……｣
蜜璃｢はい、いつも貰ってばかりなので
誕生日くらい何か渡したくて…………｣
貴女(蜜璃ちゃんが買った物なら墓場まで持って行くと思うんだけど……
まぁ黙っとこ)
蜜璃｢なにが良いんでしょう……？｣
貴女｢うーん……伊黒さんと一緒に居ることが殆どないからなぁ……
伊黒さんの好きな食べ物作って贈るとかは？｣
蜜璃｢……ごめんなさい｣
貴女｢あ、気にしないで!!私も料理できない｢そういう事じゃなくて｣ん？｣
蜜璃ちゃんは両手で顔を隠しながら
蜜璃｢作ってる過程で私が食べちゃうんです
つまみ食いしすぎちゃって……｣
貴女｢え、何それ可愛い｣
蜜璃｢え？｣
貴女｢あぁ、ゴメンね何でもないよ
そっか……じゃあそうなると……あ、コレは？｣
蜜璃｢!
良いわね!!｣
という会話から数日後………………
スパーンｯ!!!!!!
全｢!!?｣
私の屋敷の扉が物凄い勢いで開かれそこに居たのは
貴女｢い、伊黒さん……そんな目開いて見ないでください
怖い｣
小芭内｢甘露寺が……甘露寺が……!!｣
貴女｢あ、ハイ察しました
良かったですね、マフラー｣
伊黒さんの首元にはまだ少し暖かさの残る気温なのにも関わらずマフラーを巻いての登場だった
〜回想〜
貴女｢マフラーなんかどう？
伊黒さん、寒さに弱いから首元に蛇も居るし温めないと……｣
蜜璃｢なるほど!!
じゃあ買って｢まって｣？｣
貴女｢手編みにしてみたら？
伊黒さん(失神する程)喜ぶよ｣
蜜璃｢ホントですか？
ならそうします!!｣
〜回想終了〜
貴女｢良かったですね｣
小芭内｢……たまには役に立つな｣
貴女｢失礼ですね、これあげませんよ｣
私が持ってきたのはさらに乗せられたとろろ昆布の入っているおにぎり
小芭内｢……まさかこれも甘露寺が!!?｣
貴女｢私が作りました｣
獪岳｢平気で嘘ついてんじゃねぇよ
作ったのは俺だ｣
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莉華 - え、これ煉獄さん死んだら炭治郎記憶戻るくない？ (2019年12月2日 19時) (
レス) id: f0913cbb00 (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - わかりみが深い〜。夢主ちゃん頃したり手足損失させたりしたくなる〜 (2019年12月1日 22時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 宇髄さんの個性で、宇髄さん派手好きだから鉱石とかを生み出せるとか？ (2019年11月24日 22時) (レス) id: b105acc52b (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 堕姫ちゃんきたーーーー！ (2019年11月23日 21時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 宇髄さんって、肺活量の化け物なので、それを活かして。 (2019年11月22日 23時) (レス) id: 8a3a065a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年11月9日 12時
