生きてる人間は嫌いです 参 暗殺教室×文スト

117話 ページ17

パトカーが走り出して数分
突然の衝突音と共に車が止まる
窓から確認すると茨が絡みついていた


「ボスー、迎えに来たよー」

警察「なっ!!」

貴女「ご苦労さま」

警察「手錠は!!!?」

貴女「そんなの、針金1つでどうにでもなります」


手錠を外してパトカーから降りる


フェリ｢これからどうする？
一時は姿隠さなきゃでしょ？｣

貴女｢そうだね、少し姿を眩ませるよ
｢最後の仕事｣に付き合ってくれてありがとう｣


逃れ者は役目を果たしそれぞれの道に進む
それは私やフェリシアとて例外じゃない


フェリ｢…元気でね、ボス｣

貴女｢もうボスじゃないよ
フェリシアも｣


警察が呆気に取られている間に姿を消して今回は終息に向かう


テレビではどのチャンネルも私のことて持ち切りだった


悪役とされていた生物はたった14の女に作り出されていたこと
椚ヶ丘中学校にいた理由はその女が騙していたため


私は全ての黒幕とされ捜索が続いている



｢大変だなぁ…お前も｣

貴女｢私が好きでやった事なのでなんとも
それより、隠してくれてありがとうございます


中原さん｣


私は今中原さんの家に隠してもらっている
事が治まるまではここにいる気だ


中原｢あのお前が悪役を買って出るとは思わなかったぜ｣

貴女｢半年前の私もきっとこれを見たら笑うか驚くでしょうね
私自身、いまだに信じていませんし｣


中原さんは｢そうかよ｣と素っ気なく返し上着を羽織る
どうやら仕事のようだ


中原｢じゃあな
ここなら好きに使っていいからよ｣

貴女｢はい、ありがとうございます｣


中原さんが出ていったのを確認してソファーに寝転ぶ


貴女(生物の魂が消えて、ようやく幸村あぐりも成仏した




あの世で仲良くね)





ここ数日あまり眠ってなかった私は目を閉じると直ぐに眠気に襲われ意識は闇の中へと落ちた









end

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