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114話 ページ14

潮田が茅野を下ろそうとしたがそれを生物が止める


殺せんせー「あまり雑菌に触れさせたくない…
その前にAさん、腕を見せてください」

貴女「………」


止血していた布を解き切断部分を見せる
生徒のほとんどが目をそらす


殺せんせー「…なるほど、カルマくん
包帯は?」

赤羽「持ってきたよぉー」


赤羽は私の仕事道具ではなく救急セットを持って現れ生物に投げて渡す


殺せんせー「……Aさんにまで手が回らずすみません」


生物は私の腕と目に治療を施し包帯を巻く


貴女「……器用だな」


痛みが無くなり、左目に触れる
完全に潰されていて目が開けれない

そりゃそうだ、ナイフ刺さってるし


貴女「あ、記念にあの腕居る?」

殺せんせー「要りません!!」


生物はそう叫び茅野の治療を始めた
皆が心配そうに見る中、一歩後ろで私はその光景を見守る


赤羽「大丈夫なのそれ」

貴女「…赤羽か
大丈夫だよ、傷塞いでくれたし
痛みもひいた」


そう話していると左頬にペタッと赤羽の手が触れる
…気づかなかった
矢張り目と言うのは大事なものらしいね


赤羽「心配させないでくれる?」

貴女「赤羽…私の事大好き過ぎない?」

赤羽「好きだよ?
これまでにない程にね」

貴女「はいはい」


目を閉じて「良く恥ずかしめもなくそんなこと言えるな」と思っていれば赤羽の香りが鼻を掠め身を寄せられる


赤羽「だからさ、失いたくないんだよね
Aさん、俺の彼女になってよ」

貴女「………考えておくよ
皆見てるから離して貰っていいかな」


片岡「焦れったいわね!!okしなさいよ!!」

前原「考えておくはもうokだろ!!!!」


ギャーギャー騒ぐ生徒達に「元気だね」と返しているとパタリと音がした

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- この後夢主ちゃんがムルソーに行くって展開をちょっと期待してた((( (4月30日 13時) (レス) @page17 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
流貴(プロフ) - 泣いた (2020年5月12日 22時) (レス) id: 5a6e7f5402 (このIDを非表示/違反報告)
あやねっち - 1からここまでよみました 最高でした (2020年4月21日 12時) (レス) id: a393e3772d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年10月6日 14時

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