92話 ページ41
赤羽 side
Aさんが電話に出て血相が変わった
貴女「落ち着いて、何があった」
電話相手と話しながらもう片手でもうひとつの携帯を開いて何やら打ち込んでいる
…器用だな
それから数分して話にけりが着いたのか耳から携帯を離してポケットに戻す
殺せんせー「Aさん…」
貴女「私はアイツらを殺す
私の大事なものを傷つけたんだ、当然の報いを味合わせる」
殺せんせー「!!それは負の連鎖を繋ぐも」
ボトリと殺せんせーの触手が落ちた
貴女「私の邪魔をするなら今すぐここで君を殺す」
生徒「!!!!」
初めて……Aさんが、対先生ようナイフを手に持った瞬間だった
貴女「生物の過去が壮絶なのも、皆が殺しづらくなったのも知ってる
だから何?私には興味無い、関係の無いことだ
空気を壊すのはなんだけど、私はこの生物の過去を知ったところで何も変わらない」
その場を去ろうとしたAさんが足を止めて振り返り俺たちを見た
貴女「一つだけ教えるよ
暗殺において私情を知ったからと言って「殺さない」選択を取るのはおかしいと思うよ
そのターゲットがどれだけ善人や恩師であったとしてもね」
何もかもを見通した上での発言
みんなの顔が曇る
それを気にすることなくAさんは俺たちの前から姿を消した
殺せんせーの話から誰も暗殺には行かなくなった
色々と準備していたはずの冬休みでさえ…
冬休みが開けて登校初日、Aさんはいつかにあった男の子と暗殺を繰り広げていた
赤羽「え……まじで、なにしてんの?」
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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時