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37話 ページ37

イクス「随分賑やかになりましたね」

一命?を取り留めたイクスはA達を眺める

イクス「ヨナ姫様も様々な事を経験なされたようだ」

ユン「イクス、四龍ともう一匹は揃ったよ
王を守護する剣と盾ってなに」

貴女「ユンの言い方悪意あるよね」

ジェハ「まぁまぁ、Aちゃんが一緒に言わないでって言ったからだよ」

ユン「そこうるさい!!」


イクス「…王を守護する剣と盾が現れるのはもう少し先なようです
その時が来たらきっと分かるでしょう」

ユン「…ふうん、今はその時じゃないってことか
じゃあこれからどうする?剣とか盾とか探しに行くわけじゃないとすれば…」

キジャ「私は四龍とAの力をもう少し高めたい」

貴女「私単体になっちゃったよ」

「なぁ…どうしてみんな本題を避けるの?」


ずっと黙っていた黄龍、ゼノが口を開いた

ゼノ「娘さん、四龍を集めてどうしたい?
娘さんとA、そこの兄ちゃんは城を追われたってことだから戦力がいるのはわかる
生きる為に

でもそれから先は?ずっと逃げるだけ?」

ヨナ「違うわ」

ゼノ「違う?なら…


王座を簒奪したスウォンを討ち緋龍城を、王座を取り戻そうとお考えか?」


ヨナ姫の顔が強ばるのが分かった

ユン「む、無理だよ、城に攻め込むなんて
いくら四龍がいてもこの人数じゃ「出来るかできないかじゃない」」

ゼノ「その気があるかどうかだよ
それに本気で四龍の力を使えば城一つ落とすのも不可能じゃない

今回は紫龍もいる、紫龍はいつもは戦闘向きじゃないにしろ戦わせたら1番の戦力になる



ま、ゼノにはそんな力ないけどね!!」


みんなの肩がガクッと下がりゼノに対して何か言っているもののAは少し肩を震わせていた


ユン「ん?A寒いの?大丈夫?」

貴女「えっ?あぁ…大丈夫だよ…
ごめん、ちょっと外の焚き火で温まって来るね…」


そそくさとAは部屋から出ていくと壁に背中を預けてその場にしゃがみこむ


貴女「…大丈夫、怖くなんかない
大丈夫…」

自分に暗示をかけるように何回も呟くその言葉を龍の1人は物陰から聞いていた

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あきいろ(プロフ) - 83話が88話になってます! (2019年5月20日 0時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» oh......中学生か……若い……わしゃ高3です……はるかに年上だった…… (2018年5月4日 23時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - あ、僕中1のガキなんでw水菜目さんのほうがはるかに年上でいらっしゃいますよ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» ええ子や……!!(年上だったらごめんなさい)わぁ、めっちゃ単純覚えやすいwww (2018年5月4日 17時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - いえいえ(^^)/暁のヨナのキャラの誕生日って単純ですよ(ヨナは4月7日、ハクは8月9日などw) (2018年5月4日 15時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2017年9月1日 21時

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