47話 ページ47
最後に私と善逸くんは京極屋に売られ(鬼のいる確率が高いらしい)私は顔がいいという事で接客をして、善逸くんは私の禿となるそうだ
貴女「着物って重い……」
善逸「凄い、綺麗です!!」
善逸くんは隣でキャーキャーと叫び喜んでいる
それが可愛くて頭を撫でると気絶された
「A、仕事だ
アンタに今日は指名客いないし初仕事だからアンタは曲に合わせて舞ってるだけでいい
善子、アンタは何が出来るんだい？」
善逸「しゃ、三味線…なら」
「なら後で持ってきてあげるよ」
そう言って女の人は部屋から出ていく
貴女「舞うって……私、踊った事ないけど……どうしたらいいかな？」
善逸「うぇ!!?
と、とりあえず扇子を振りましておけば!!」
貴女「あ、それいいね!!」
不安が着いていたものの音を聞くと何故か体が自然と動いた
貴女(まるで自分じゃないみたい……)
お客さんも不審がっている様子はないし…
そう思ってお客さんの方に目を移す
貴女「っ!!」
「………」
危うく扇子を落としそうになる
心臓が痛い、汗が流れる
何でここに………
貴女(無惨さんが…!!?)
善逸(Aさん？)
舞が終わると先輩の女郎に一言言って部屋から出て
人の居ない、暗い部屋に入る
貴女(落ち着け…人違いかもしれない
ただ似ていた人があそこに居ただけ……違うあの人じゃない…)
落ち着けと心の中で呟き続けていると後ろの襖が開く音がした
「見つけたぞ」
貴女「っ!!」
振り返る前に腕を掴まれそのまま押し倒される
月明かりに照らされ顔が分かる
貴女「無惨さんっ……」
鬼舞辻「その涙は嬉しさか？それとも恐怖か？」
貴女「っ……痛いっ……」
握られた腕に力を入れられミシミシと音を立てる
鬼舞辻「何時からここにいる…まさか逃げてすぐとは言わないだろう？」
貴女「きょう……から…ですっ……」
鬼舞辻「……」
握られていた腕から力が抜け、離れてくれると安心したが
貴女「ングッ」
鬼舞辻「……」
貴女「んんっ……んっ…!!」
長い間接吻され無惨さんがゆっくりと私から離れる時、糸をひいていた
鬼舞辻「…三日
三日後にお前を迎えに来る、それまでに奴らとは別れを済ませておけ」
そう言って無惨さんは部屋から消えた
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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで！！ (2020年4月14日 3時) (
レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ！！ (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!（語彙力皆無）教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年3月20日 22時
