20話 ページ20
炭治郎side
蝶屋敷で怪我を治しつつ修行していると突然周りが慌ただしく動き始めた
炭治郎「どうしたの?」
たまたま通りかかったきよちゃんに聞くと水桶を持って
きよ「竈門Aさんが重症で運ばれて…」
炭治郎「!!」
俺はきよちゃんに着いていき姉さんのいる場所に走った
炭治郎「姉さん!!!!」
アオイ「炭治郎さん、静かに!!」
炭治郎「!!」
部屋の扉を開けて倒れ込むように入れば大量の汗を流し目を閉じている姉さんの姿
背中には包帯が巻かれ血が滲んでいる
しのぶ「ようやく薬が効いたみたいでさっき眠られたんです
彼女、上弦の鬼と対峙したようで」
炭治郎「っ…」
相当辛いのか、薬を飲んで眠った今でも姉さんの息づかいは荒い
しのぶ「それにしても…貴方がここまで来るとは驚きました」
しのぶさんが姉さんから目線を変えて姉さんの頭近くにいた男を見る
伊黒「別に…僕はただこの子に興味があるだけだよ
それに、鬼が残した言葉も気になる」
しのぶ「言葉?」
伊黒「コイツが狙われてるのは隊員で知らない者は居ないはず、狙われてるのにも関わらずコイツを囮に逃げ出した奴がいるらしい」
同じ隊士として恥ずかしい
そう言って伊黒さんはため息を吐くと俺の方へと向かってきた
伊黒「そこにいつまでも座るな
出れない」
炭治郎「す、すみません」
慌てて扉から離れて中に入ると伊黒さんはスタスタと部屋から出ていった
姉さんの手に触れてみる
炭治郎(昔と変わらない…柔らかくて小さい……女性の手…)
しのぶ「炭治郎く」
炭治郎「!!」
手を握り返され閉じていた目を開けるとおぼろげな瞳で姉さんは俺を見ていた
炭治郎「姉さん…!!」
貴女「大丈夫、ちゃんと生きてるから…
不安そうな顔しないで」
自分の方が辛いはずなのに姉さんは俺の頭を優しく撫でる
しのぶ「!
傷が…」
しのぶさんの驚いた声に目を向けると腕の怪我がゆっくりと塞がって行くのが見えた
貴女「昔から治りが人一倍早いので…」
ふらつきながらも姉さんは起き上がりベットの上に座る
待って…服きて……!!(包帯で巻かれて見えないが上半身裸)
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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!(語彙力皆無)教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年3月20日 22時