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2話 ページ2

冬の寒い日、炭治郎は朝早くから炭火をカゴの中に入れていた


貴女「炭治郎、こんなに寒いし雪も積もってて足元が悪いから今日はやめておいた方が…」

炭治郎「いや、行くよ
弟達に美味しいもの食わせてやりたいし」

貴女「私も行こうか?
と言うか、私の弟がいい子すぎて涙が…」


ポロポロと涙を流す私に「泣くなよ姉さん!!」と自分の服で私の目元を拭く
え、いい子すぎて止まらない…


母「A、炭治郎を困らせないの
炭治郎コッチにいらっしゃい顔が汚れているわ」


母さんが炭治郎の顔を拭いてあげていると花子と茂がついて行きたいと駄々をこねる


貴女「茂、花子
今日は炭治郎台車じゃないから休みたくても休めないんだからダメよ
ほら、お姉ちゃんと遊ぼ」

花子「えぇーまたお姉ちゃんと?」

貴女「え、そんなにお姉ちゃん嫌い?」

茂「ほら姉ちゃんすぐ泣くんだもん!!」


今も泣いてらー!!と茂は私を指さす


貴女「うわーん!!二人がいじめる!!もういいもん竹雄の所にお姉ちゃん行くもんね!!
あ、炭治郎行ってらっしゃい」


炭治郎の頭を撫でて
裏で木を切っていた竹雄の元にに走り抱きついて泣く
またかよと聞こえたがお姉ちゃんは無視しました。


禰豆子「お姉ちゃん、この着物ちょっと解れてるんだけどね…」


泣き止んだ後、竹雄とおしゃべりしていると禰豆子が少し顔を出して申し訳なさそうに言う


禰豆子「私でも直せるけど六太、座ると泣くから…御免頼んでいい?」

貴女「全然、逆に六太のこと任せっきりでごめんね
繕い終わったら変わるから禰豆子は休んでね」


頭を撫でて家の中に戻る花子はお母さんと何かやっていて
茂は暖をとっていた

夕方、山なので日が早く沈み辺りが暗くなる
扉が開く音がして、何気なしに目を向けた


竹雄「母ちゃん、お客さ」

貴女「え?」


帽子を深くかぶった男の人と目が会った瞬間、私は知らない匂いに包まれた


「っと……やっと見つけた」

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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!(語彙力皆無)教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年3月20日 22時

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