76話 ページ27
着いたのは空港
アッシュに下ろしてもらうと中に入りアッシュの背中を押す
アッシュ「なっ…「行かなきゃ…乗れない」何言って」
貴女「アッシュは先に日本に行ってて
直ぐに私も行くから」
止まらない汗
とんでもなく痛いはずなのに、痛みはどこかへ行っている
アドレナリンが出ているのだろうか
アッシュ「でもっ「早く!!」っ…」
貴女「上で…見てるから」
足元がふらつきながらも確実に2階へ上がる
アレックス「!!A!!!!」
コング「A!!来たのか!!!!」
シン「アッシュは!!?」
貴女「アッシュなら今し「アッシュ!!!!」…」
下を見ると英二が車椅子に乗っていて
遠くから走ってくるアッシュを見て泣いていた
貴女「よかった…間に合った」
シン「それにしてもなんでアッシュだ…おいA!!!!」
ドサッと倒れたAにシン達は慌てる
アレックス「これっ…」
黒い服を着ていたため気づきにくかったがAの腹部は真っ赤に染まっていた
アレックス「すぐ救急車だ!!」
シン「どういうことだよっ…さっきまで元気に…」
シンはAからアッシュの方へと移す
そこには英二の膝で子供のように嗚咽混じりに泣きじゃくっているアッシュの姿
シン「アッシュはこの事知って「私がこっちを優先させた」!!」
終点が合わない目でAはそう呟く
貴女「やっと解き放たれたんだ…アッシュは幸せにならなきゃ……」
シン「それはっ…お前の方もだろっ!!?」
貴女「…シンは優しいね……
でも私は…アッシュを守れた……それが幸せ…だょ…」
そう言って目を閉じたA
そこにいた誰もが察した
英二「アッシュ、落ち着いなんでそんなに泣くのさ…」
伊出「…英ちゃん」
伊出は察したのかアッシュの背中を擦りながらもゆっくりと搭乗して行った
Aの死に顔はとても美しく、優しく微笑んで死んでいた
誰もがただ「眠っている」と勘違いするくらいに
〜fin〜
ここまで読んで下さり本当にありがとうございました!!!!
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リナ(プロフ) - 完結おめでとうございます。PandoraHeartsの小説楽しみに待っています。 (2021年10月8日 1時) (
レス) @page31 id: 832f646029 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まい(プロフ) - 完結おめでとうございます(＾ω＾)どっちのバージョンも最高でした！素敵な作品ありがとうございます!本当にお疲れ様でした！ (2021年7月21日 18時) (レス) id: ec16fd7069 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - 完結おめでとうございます＆お疲れさまでした！！生きてるverのほうが個人的に好きです…！生きてるって素晴らしいことだと改めてわかりました！素敵な作品ありがとうございました！！ (2019年2月6日 23時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
やぐら - 完結おめでとうございます！まさかの夢主が…でも、とっても感動する作品でした！ぜひ夢主が生きてるverも見たいです！ (2019年2月6日 22時) (レス) id: 7994ab68b9 (このIDを非表示/違反報告)
りっちー(プロフ) - 生きてるverもみたいです！ (2019年2月6日 20時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年1月6日 16時
