82話 ページ32
貴女「はぁぁ…やっと終わった」
獅子王「お疲れだな主」
貴女「そう見えるよねぇー」
迎えに来た獅子王と並んで帰る
貴女「…あれ？」
クローム「あ……」
貴女「クロームさん、お久しぶりです」
クローム「あ……久し…ぶり」
獅子王「なんだ知り合いか？」
獅子王がひょいと顔を出したためクロームさんはビクッと肩を揺らした
貴女「うん、いろいろとあってね
クロームさんは今から銭湯？」
クローム「うん…じゃあ……」
貴女「あっ…」
走り去ったクロームさんの背中を見つめていると獅子王がしゅんとした声で「俺いちゃ悪かったか？」と聞いてきた
貴女「そんな事ないよ
彼女少し人見知りだから、ああなっただけ」
そう説明し再び歩き始めた
次の日
貴女「…なんの騒ぎ？」
学校へ着けば校舎には「粛清」と書かれた垂れ幕がある
その上では雲雀さんと1人の女性
見たことがないから転入生だろう
貴女「あんな場所……危ないでしょ…」
フェンスの向こう側、つまりは1歩でも踏み外せば落ちるような場所に2人は立っている
「では止めに行かれては？」
後ろから急に声をかけられたため「ひぁっ!!」と変な声が出てしまった「キャッ」とかじゃなくてごめんね
貴女「あ、蒼空さん」
蒼空「名前…覚えて頂けたのですね」
ニコッと何事も無かったように微笑む彼に苦笑いに近い笑みを返す
蒼空「では、私達も屋上へ行きましょうか」
貴女「えっ？ちょっ!!」
腕を掴まれひかれるがまま私は屋上まで走らされた
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蒼空悠斗 あおぞら ゆうと
藍色の髪を後ろでひとつに縛っている(長さは背中の真ん中あたりまで)
同じ色の瞳
白い手袋をしておりニコニコと微笑んでいる(胡散臭い)
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雪豹(プロフ) - 完結、おめでとうございます！！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ まさかの終わりですね(；^∀^) そして、彼氏だった雲雀さん出ず……(._.) でも、裏切られたらそう簡単には信じられないのは分かりますね(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。) (2018年12月25日 5時) (
レス) id: 5c79542a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年7月19日 15時
