44話 ページ45
愛理side
彩花「ねぇ、愛理。何で杉谷とAのこと2人きりにしたの？」
愛理「ん〜？」
Aのお母さんが出してくれたチョコを頬張りながら私にそう聞いてくるさーや。
そんなさーやに、私も同じようにチョコを頬張りながら言った。
愛理「ん〜、杉谷がAのこと好きだから？」
彩花「……でも知ってるじゃん、Aの気持ち。そんなの杉谷が傷付くだけじゃない？」
愛理「そうだね、Aは多分気持ち変わんないだろうし」
彩花「じゃあ、何で？」
愛理「……Aのため、かな」
彩花「Aの…？」
愛理「あの子、多分だけど杉谷のこと、浩ちゃんと重ねてるんだと思う」
彩花「え？」
愛理「A、この前言ってた。
浩ちゃんと居ると心が暖かくなるって。それってさ、杉谷にも同じことだと思うんだよね。
じゃないと、Aがあんなに杉谷の前で本当の自分で居れるわけない」
彩花「……そう、かも……」
愛理「確かに杉谷は話しやすい奴だけど、それだけじゃAはあんなに話さないはずでしょ？
Aには多分、杉谷と話せば話すほど、それが浩ちゃんと重なって見えるんだと思う。
それが辛いのと同時に、浩ちゃんと会えない悲しみをまぎらわせてる、私にはそう見える」
彩花「……さすが、よく見てる。
でもどうする？杉谷がもしAにキスとかしてたら(笑)」
愛理「あのヘタレっぷりに限ってそれは無いと思うけど(笑)
まぁ、万が一ってこともあるかもしれないし、行ってみる？」
彩花「だね、」
そう言って私達は立ち上がった。
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スガ - いぇい！さん» 返信遅くなって申し訳ありません！ありがとうございます！先生バージョンとは先生がお相手の話ということですかね？遅くなるかもしれませんが、承知致しました！ (2020年8月9日 9時) (
レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい！ - 19まで読んだんですけど面白すぎてヤバイです笑 (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい！ - はじめまして！まだ読んでるの途中なんですけどとても面白いです！あの、この作品が終わってからでも良いので先生バージョンもつくってほしいです！本当にできたらでいいので…！これからも更新頑張ってください！ (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スガ | 作成日時：2020年4月12日 3時
