3話 ページ4
Aside
そして放課後、部活の時間になった。
美術部に所属している私は、あーちゃんとみーちゃんこと西野美羽と一緒に美術室に向かっていた。
愛理「あー、昨日はマジで疲れたよね」
美羽「ね〜」
「これからもまたしばらくは忙しいねぇ」
行事ごとになると忙しくなる美術部。
昨日は入学式だったため、その飾り付けなどで忙しかった。
私は特に絵を書くのが好き、というわけではないためあまり気にしないが、美術部にしては絵を描く時間はとても少ない。
これってもうただの雑用係だよなぁ、なんて思ったりもする。
それでも、美術部には友達が多いためとても楽しい。
男子も数人いるが、比較的その男子とはちゃんと喋れる。
そんな何気ない日常が私は楽しかったが、やっぱり少し物足りなさを感じた。
男子が苦手な割に、色恋沙汰には興味がある私。
だからこそ彼氏が欲しい、何て言い出す周りに少し焦りを感じていた。
このままあの人と会えなかったらどうしよう、なんて考えている私が居た。
それでも私は、心の何処かでまだ大丈夫、なんて思っていた。
良く言えば、マイペース。
悪く言えば、消極的。
小学生の頃から私はそうだった。
そして……こんな私の判断があっているのかは今の私には分からなかった。
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スガ - いぇい!さん» 返信遅くなって申し訳ありません!ありがとうございます!先生バージョンとは先生がお相手の話ということですかね?遅くなるかもしれませんが、承知致しました! (2020年8月9日 9時) (レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい! - 19まで読んだんですけど面白すぎてヤバイです笑 (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい! - はじめまして!まだ読んでるの途中なんですけどとても面白いです!あの、この作品が終わってからでも良いので先生バージョンもつくってほしいです!本当にできたらでいいので…!これからも更新頑張ってください! (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スガ | 作成日時:2020年4月12日 3時