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―――主 side
突然だけど、皆は『前世』と言われたら思い出せる人って居る?
普通の人なら、逆に前世なんてあるのか?って質問がきそうな気がするけど、俺は前世は本当に存在すると思ってるんだ。何故かって?それはね……
ーーー『ナイトレイブンカレッジ』
この名前聞いたら、皆なら何を想像する?
え、ゲームだろって?そうだよ、確かにゲームで出てくる学園の名前さ
けど、これはゲームじゃない。現実なんだ
だってさ、目の前に黒い馬車が止まってんだから
めっちゃ嬉しくてさぁ意気揚々と棺に入った訳よ?そしたらどう?見事に何事もなく学園に着いて、そして何事もなく寮分けが終わって、何事もなく各寮へ向かった訳ですよ
それに、俺はこの世界では『モブ』の分類らしく重要キャラ達は皆俺の存在に気付いてない
だったら、もうモブの人生謳歌しちゃってもよくね!?モブの友達を作って、遊んで、勉強して、時々重要キャラ達を眺めるスパイスを加えれば美味しいカレーの出来上がりだよ!←
そうと決まれば、まずは友達作りを開始しようかな!俺の部屋は3人部屋らしいから、最初は同居人達と仲良くなろう!
主「そんな訳で、俺の名前はナツメ・クシャーナ!よろしくな!田中、佐藤!」
「何がそんな訳なのか分からないけど、よろしくな。後、俺の名前は田中じゃない」
「俺は佐藤じゃねーぞナツメ」
主「うっせーぞ、田中と佐藤の顔してるくせに」
「「いやどんな顔だよ!!」」
主「お前ら、イグニハイド寮向いてねぇんじゃね?」
田「それ俺も思ってたわ」
佐「言えてる言えてる」
こんな感じで、俺らはイグニハイド寮では珍しい陽キャの分類に入った
まぁ、イグニハイドだからって全員が陰キャかって聞かれたらそうじゃないって答えられる
だって現に俺らが陰キャじゃないから
それでも、なるべく目立たないように普通にモブ生活を謳歌しようと考えてる!
キャラ達を見守るのは一種のスパイスだと思って、普段は何事もなく平々凡々に過ごして、そんでもってなるべくキャラ達と関わらないようにする!
それが俺のやる事であり、とても重要な任務!
よっしゃ、やったれ自分!!
その後は、仲良くなった2人と楽しくゲームしたり雑談したりしてこの日は終わりを迎えた
いやぁ、意外と2人のギャグ線が高くてビックリしちまったよホント。陰キャ向いてねぇな俺ら、HAHAHA!
これからの生活が楽しくなりそうだ!
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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年7月12日 22時