専属トレーナー［照side］ ページ12
｢康二いるー？｣
学校から帰ってきて玄関から呼ぶとリビングからドタドタと足音が聞こえてきた。
康二｢おかーり！！ひーくんっ！｣
｢ははっ、ただいま。今日は誰と帰ってきたの？｣
康二｢きょーはだいちゃんとっ！｣
｢で、その大ちゃんはどうした？｣
康二｢よめがぁーーっててれびみとるよぉ！｣
なるほどね、大好きなアニメを見てるわけね。
｢おー、康二、大介のマネ上手。｣
康二｢ほんまぁ？｣
｢うんうん、後で見せてやろうなぁ。｣
といつものように会話を終えたところで…。
よし、康二に今日も付き合ってもらうか。
｢康二、お外暗くなるまでまだちょっとだけ時間あるから公園行くか。｣
康二｢え！いく！いきたーい！！｣
｢よし、そうと決まればすぐ出発だな。｣
康二｢あいあいさぁ！！｣
康二はウォークインクローゼットの方へダッシュ。
そこにある帽子とお気に入りのカバンと上着を持ってくる。
だけど…そんな家をダッシュしたら辰哉に怒られんぞ…。今は居ないみたいだからいいけど。
康二｢どぉ？｣
｢よく似合ってるよ、康二はオシャレさんだもんな。｣
5歳にしてもう既にオシャレに気を使う康二。
ま…それもそっか…。
オシャレな涼太くんがいるからね。
え？なんで涼太くん呼び？って？
いや、見たらわかるでしょ。
くん付けできるお兄さんらしい人って言ったら涼太くんぐらいだよ。
ま、それは置いといて…。
｢おし。行くか。……大介ー！ちょっと康二と公園行ってくるわぁー！｣
大介｢りょーかーい！！｣
リビングにいる大介に玄関から大きめの声で声を掛けると倍の大きさの声で返事が帰ってくる。
…相変わらずデケェ声…
康二｢しゅっぱーつ！｣
隣の康二も大きい声で挨拶して、さぁ。
公園へ出発。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1892人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきみかん(プロフ) - RINAさん» リクエストありがとうございます！了解致しました！ (2021年3月25日 6時) (
レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
RINA - リクで康二くんが熱で咳が酷くて苦しくなってしまいあべちゃんが看病する話をお願い出来ますか？ (2021年3月23日 0時) (レス) id: 883f84c559 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - なのさん» そう言って貰えるととても嬉しいです！またリクエストありましたら遠慮なく仰って下さいね！ (2021年3月16日 13時) (レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - リクエストに早速お答え頂き、ありがとうございます！！可愛いすぎて、悶絶しました(/ω＼)素敵なお話ありがとうございました！ (2021年3月16日 1時) (レス) id: 0a69030814 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - なのさん» リクエストありがとうございます！リクエスト、いつでもお待ちしてますよ^^ (2021年3月14日 7時) (レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆきみかん
| 作成日時：2021年2月22日 11時
