【鬼滅の刃】生きてますが何か？

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「柱を行かせなくてはならないようだね、義勇、しのぶ、A」









「「「御意」」」









弟と運命の再会のようなものをしたようなしていないような日から少し経ったある日。









「ねえ那田蜘蛛山って何？もう名前から怖いんだけど」









「そうですねぇ、Aさんは蜘蛛になってしまうかもしれませんね」









自分で聞いといてマジごめんだけどフラグ立てないでくれ、しのぶ。









「…………(お喋りは)終わりだ、行くぞ」









「義勇さんも怖いの？仲間じゃん」









相変わらず言葉が足りない水柱vs脳みそが足りない鳴柱。決着はいずこ。









「お二人ともお馬鹿さんですねぇ、」









「心外だわこの人と同じにされたくない」









だって私ボッチじゃないし！！友達居るし！！









喋ることに気力を無くした義勇さんとニコニコのしのぶに挟まれ走る夜。怖すぎる。









………………横の二人が特に。









「さあさあ着きましたよ、Aさんはあっち」









「何さっきぼっちじゃないって言ったの気に食わなかったからぼっちにさせようとしてるの？その手には乗らないぞ」









「煩いです早く逝って下さい」









漢字変換だけで同僚に死の宣告される私、不憫。









「分かったよ行けば良いんでしょう行けば！」









不貞腐れてずんずかずんずか歩いて行くけど強くなっていくのはとても複雑で暗い音。









「なんだこれ、めっちゃ臭いし」









耳は良くても鼻は一般人レベルの私でも辛い。臭い。









「おっとこんなことある？」









足に群がってくる蜘蛛たちを蹴飛ばす。ごめん多分隊士だけど申し訳ない。今度お団子あげるからゆるして。









おっとっと、と蜘蛛を蹴散らしながら歩いて行くと何やら戦闘中。









その時、すぐそこで雷鳴が響いた。









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