【休日】受音坂独歩＿＿リクエスト ページ2
「長閑だなぁ...」
「毎日の鬱憤が浄化されてくよ...」
本当に久方ぶりの有給を取って、観音坂はAとシンジュクをぶらついている。
連勤明けという事で、観音坂好みの静かな自然公園を訪れている。
こんなにもリラックスして楽しめるのは、Aと趣味が合うからだろう。
「独歩、おれ飲み物買ってくるね。何がいい？」
「あ、俺も一緒に...」
「ふふ、独歩歩き疲れてるでしょ？昨日も仕事だったから、息抜きもこれくらいにして休んでて」
「ん、ありがと...じゃあココア」
「うん、よろしい」
こういう小さな気遣いにもきゅんとする自分に、乙女か！とツッコミを入れる。
自販機に向かって歩いていくAの背を見て、相変わらず綺麗なひとだなぁ、なんて思ったりして。
そしてAがいなくなると、観音坂はぽつりと呟く。
「今日...するのか？」
刹那、ぶわぁっと顔が熱くなる。
だってだって、久しぶりに会えたんだし！？デートときたら...ねぇ。この公園に来る前も何回かキスしたし、今までもう何回も...したし。
「A...ぅう、なんて言えば...」
こうしてまた、観音坂の乙女化は進む。
「結構暗くなってきたね」
「ん、9時か...明日からもまた仕事...はぁ。
ずっとこんな日々が続いたらいいのに」
「しょうがないよ...まぁ、そろそろ帰ろうか」
「……えっ？」
「え」
俯いていた観音坂が急に顔を上げ、驚くA。
「ど、どっぽ...？どうし、」
「今日...しないのか」
「っ、どっぽ、っんん！」
するといきなり、観音坂はAの唇にキスをする。
「ん、んぅ...んっ、ん〜！」
拙いそれは、あまりにも可愛くて。Aより背の低い観音坂は、Aの服を握りながら必死に唇にかぶりついている。
ああ、なんて愛らしいのだろう。
……でも、
「ん、A……っふぁ！？」
形勢逆転し、今度はAの攻める番だ。
観音坂より遥かに巧なそれは、舌を吸ったり絡めたりと、互いのエロティシズムを刺激する。
ふたりとも下半身は興奮しきっていて、息を荒らげる。
「……今日ほんとはするつもりなかったのにね？ここまで来ちゃ、もう無理」
「う、うん」
「煽ったのは独歩だから。いいよね？」
「ん...はやくしたい」
ああ、もう、本当に俺の恋人は！
下半身の痛みに苦笑しながら、ふたりは手を繋いでシンジュクの繁華街に歩みを進めた。
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げんちゃ - リクエストです。男主受けの総攻めをお願いします。 (2020年2月17日 14時) (
レス) id: f814d33098 (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - リクエストです。男主攻めで入間さんにお仕置きをお願いします。 (2020年1月31日 23時) (レス) id: 990e5cc797 (このIDを非表示/違反報告)
神羅 - リクエストで、独歩の攻めを書いてもらっても宜しいでしょうか…? (2020年1月27日 18時) (レス) id: 9b379c5a93 (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 簓の受け書いてください！ (2020年1月26日 2時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
tyoko - リクエストいいですか？乱数攻めのヤンデレが見たいです！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: 5c05b27ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潮海 | 作成日時：2020年1月19日 23時
