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突然のイケメン登場に固まる私たち。
・・・ん？
まて。
“代わりに”
とは？
梢「あ！そうしてください！松本さん！」
「え？こっちゃ…」
梢「私今日無理そうです…
Aさん、ほんっとにごめんなさい！！！」
「いや、私はいいんだけどさ。予約してくれたのこっちゃんだし…」
梢「大丈夫です！親睦会兼ねて行ってきてください！」
「でも…なんか申し訳ないんだけど…」
梢「いやいや、申し訳ないのは私です！
すみません、こんな時にミスで…」
それは仕方ない。
資料直し優先しなきゃいけないし。
これは松本さんと行くしか・・・
松「じゃあ、いいのかな、俺行っちゃって。」
梢「どうぞ！あ、感想ちゃんと教えて下さいね？！」
そう言ってこっちゃんはバタバタと
自分のチームリーダーのところへ走っていった。
「行くしかない感じですね…」
松「だね…」
ポツン、と残された私たち。
…はっ！気づいてしまった。
私また、ヘロヘロになってしまう！
美しオーラに免疫ないんだった！
しかも視察とはいえサシ飲み！！
…やばい。
「フハッ(笑)」
わ、笑われた？！
松「また百面相になってんぞ？(笑)
ほら、いこ。19時なんでしょ？間に合わないよ。」
スタスタと出ていく松本さん。
この人…
マイペースっていうのか
天然っていうのか
……実は子供っぽい人？
「あ、ちょっ！待って…！」
慌てて追いかけて、
扉を開けて待っていてくれたエレベーターに乗り込んだ。
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2016年5月11日 20時
