再び越えた三日三晩 ページ33
「奪い合いがすっかりプレゼント交換」
『ほんに女の扱いが上手いことで……致命傷が1つとしてありんせんのが実に不可思議』
「花も女も咲かせてこそだ、無駄に傷付けて何になると言うのかね？どうだ？宴の後は俺と2人で……」
パシッ！
「悪いな“冥王”こいつは俺だけの花なんだ」
「はっはっはっ！それは残念だ！」
『フフフッ……あっしの旦那は人一倍の嫉妬深さでございんす、手を出さずが良い事でありんしょう……時にあの童たちも見事な蕾にありんした、花咲く頃が楽しみでありんす』
「見習いとは言えあいつらも一端の海賊だ、ロジャーの目に狂いはないさ……ん？」
バサァアッ……
「レイリー！！ノイル、クジラのお船に行ってくるー！！」
「ノイル！ロジャーは知っているのか！？」
「今言ってきたー！！7回一緒にねんねして、シャンクスが一緒に行くならいいってー！！」
「オヤジも良いって言ってるし、そういう訳で連れてってくるよい！モモと日和に会いたいんだと！」
『何と！！お前さんらの船にはあんな幼いお嬢も居りんしたか！！トキ様の元に行くのならあっしも共に行きんしょう』
「ならシャンクスを頼めるか？さっき話してた赤髪の方のガキだ、シャンクス！！」
「レイリーさーん！！ノイルが白ひげの船に行くから着いて行けってロジャー船長が！！」
「今ノイルから聞いたところだ、彼女と一緒に行ってこい」
「あ！女侍！！」
『フフッ！お前さんがシャンクスかい？あっしはAと申しんす』
「ッ……よ、よろしく」
『おや、一丁前に照れておりんすか？何とも初心で愛らしい……』
スッ……
『どうだい？手の1つも繋いで向かいんすか？』
「い、いらねぇよ！！俺は子供じゃねぇんだ！！は、早くノイルの所に連れてけよA！！」
『クスッ……それでは参りんしょう、イゾウはどうしんす？』
「こんなお姿を見せればトキ様に要らぬ心配をかけるだろう、Aに任せる」
チュ！
「あまりガキで遊んでやるなよ？」
『本音はただの嫉妬でありんしょう？なれどしかと心得んした』
あっしとイゾウが軽く口付けるその姿に、その髪のように顔を赤くするシャンクスの様子に、冥王を含め大人は意地悪く笑みを浮かべる
何処で何をしてようと、童のそれらしい反応は本に心和むものでございんす
(お前さんにもしてやりんしょうか？)
(い、いらねぇよ！！)
(それは勿体ない、なら俺が……)
(お前さんの出る幕じゃねぇよ)
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竜胆 - しゃらん。さん» どもー！イゾウ落ちの小説も良いですね！ww 夢主が金平糖好きって…また可愛いww (2023年2月4日 10時) (
レス) id: 32faf97f7c (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - 西鶴.藍琉@FFX.Loveさん» わぁー！コメありがとうございます✨️あの人が落とされない日が来るのでしょうか( ˙-˙)笑 (2023年2月3日 18時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
西鶴.藍琉@FFX.Love(プロフ) - 藍琉です〜。いやもう月乃兎太夫（主ちゃん）の相変わらずの花詠みの上げて落とすが最高です🤣 (2023年2月1日 13時) (レス) @page11 id: 8974fd4ba8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2023年1月28日 15時
