37話 ページ38
それから1週間が経ったが、鏑丸はよく私の部屋に来る。
伊黒さんがうなされていると、私を呼びに来るのだ。
今日は思い切って伊黒さんに聞いてみることにした。
『伊黒さん、何か悩んでいることなどありませんか?』
「何故お前がそんなことを気にする」
『鏑丸さんが時折心配そうに伊黒さんのことを見つめているからです』
流石に寝ている時にうなされているからとは言えなかった。
「特に何も無いな。むしろここ1週間は寝付きも良いから鏑丸が心配することもないだろう。お前もあまり気にするな。自分を成長させることに意識を向けろ」
『そうですか、わかりました』
ここ1週間は、ということはずっとうなされながら寝ていたのだろうか。
そんな状態だったら鏑丸さんも心配しちゃうよね。
「休憩はもう終わりだ。さっさと動け」
『はい!』
結局今日も伊黒さんに竹刀を当てることはできなかった。
でも反撃はできるようになってきたので、多少は成長しているのかもしれない。
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瑠花(プロフ) - 実弥LOVEさん» はい、頑張りましょう!笑 (2020年1月29日 0時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE(プロフ) - なら生きるぜグェグヘへ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 3871cda528 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 実弥LOVEさん» 色々な実弥さんをまだ書く予定してるので生きてください!! (2020年1月27日 11時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» 原作の幼少期がとても可愛かったので、実弥さんを可愛くしたかったんです…!いいですね、結婚しちゃいましょう(?) (2020年1月27日 11時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE(プロフ) - 我が人生に一片の悔いな…sチーン (2020年1月26日 23時) (レス) id: 3871cda528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠花 | 作成日時:2020年1月18日 15時