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21話 ページ22

『そんな事ないよ。アオイちゃんがここで治療してくれるのはすごく心強い。こうやって何かあってもここなら安心できるしね』


アオイちゃんは納得がいかないという顔をしている。


私は言葉を続けた。


『治療してくれる場所や人が居るから、私達は安心して任務に行くことができるの。アオイちゃんは鬼を倒しに行けないことが悪いと思ってるみたいだけど、治療をする事だって簡単なことじゃないんだよ?』


アオイちゃんは俯いてしまった。


思わず頭を撫でると、一瞬吃驚したようだが抵抗はしなかった。


『アオイちゃんが倒せない分、私が倒すから。だから私が怪我とかしたらここで待っててくれると嬉しいな』


とうとう泣き出してしまったので抱きしめた。


『アオイちゃんの想いも私が持っていくから、私だけじゃなくて他にもきっとそういう人がいると思うの。だからこの仕事に誇りを持っていいんだよ』


「(この人はとても暖かい人なんだな。カナエ様みたいだ)」


一通り泣いて、泣き止むとアオイちゃんは恥ずかしそうに廊下を駆けていってしまった。


私は1人で少し冷めてしまったお茶を啜った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥
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瑠花(プロフ) - 実弥LOVEさん» はい、頑張りましょう!笑 (2020年1月29日 0時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE(プロフ) - なら生きるぜグェグヘへ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 3871cda528 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 実弥LOVEさん» 色々な実弥さんをまだ書く予定してるので生きてください!! (2020年1月27日 11時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» 原作の幼少期がとても可愛かったので、実弥さんを可愛くしたかったんです…!いいですね、結婚しちゃいましょう(?) (2020年1月27日 11時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE(プロフ) - 我が人生に一片の悔いな…sチーン (2020年1月26日 23時) (レス) id: 3871cda528 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠花 | 作成日時:2020年1月18日 15時

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