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#浮気彼氏 (30) ページ30
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(( You ))
「 前に 、... 進もっ 、」
ぐいっと
涙を腕で拭いて
抽斗の中にある
玲於との思い出を記憶とともに消していく
そんなこと言ったって
想い出は想い出で
蘇ってきて
どうでも良いようなくだらない会話さえも
今は私を苦しめて
心臓を締め付ける
思えばね
玲於に冷たくされた時も
玲於に意地悪された時も
玲於とお出かけした時も
ぜーんぶ
幸せで 、
玲於以上なんていないなって思えたんだ
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作者名:ゆおん | 作成日時:2016年4月11日 18時