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「絶対、恋してるんだって！
初恋でしょ？」
なんて言ってからかうように私の顔を覗き込む。
「まあ、たぶん…？」
もう既に彼氏持ちの友人が言うんだからあながち間違いでもないかもしれない。
彼女はミドルスクールに上がってからすっかり思春期で恋にご執心なのだ。
もしこれが恋ならもちろん初恋だ、
これまで同じ気持ちになったことがないのだから。
でも天は私のこと所詮友達以上には見てくれないだろうな。
「でも私なんて天に釣り合えないよ。
もし私に、自分に自信があったなら恋してるってことに自信持てるかもだし、
なんなら告白したのかな…」
私は自分でも考えていなかったようなことを独り言のようにこぼす。
「なら振り向かせるくらい自分に自信持てるように頑張ってみなよ！」
彼女は簡単にそう言うが全く抽象的で何をどうすれば良いのかわからない。
「自分磨きってやつ。
自信持てたら変わるよ、人生が」
さすがに人生は言い過ぎかもだけど、
と彼女は続ける。
「でも自信あるのとないのじゃ全然違うのはAでも知ってるじゃん。
自信持ってよ。
Aなら天のこと振り向かせられるって！」
なんて笑顔を向ける。
「まあ頑張ってみるだけね」
と言ってみたは良いものの無理だろうと漠然と考えていた。
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汐見(プロフ) - 結夏さん» 素敵な感想ありがとうございます。励みになります。これからもそう思っていただける作品になったらと思っております。同時に更新、大変お待たせをいたしました。これからもこの作品並びに不束者ですが汐見をよろしくお願いします。 (2019年11月27日 20時) (
レス) id: ff314090b7 (このIDを非表示/違反報告)
結夏 - とても面白く、お話の世界観に引き込まれ時間も忘れて読み進めてしまいました。更新お待ちしております。 (2019年6月30日 14時) (レス) id: 1273e93dd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐見 | 作成日時：2018年11月16日 19時
