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案内された部屋は、いつも大事な話をするときに使われる部屋。

それはデビューの話だったり退社の話だったりさまざまではあるが、この部屋に呼ばれる練習生はみんな緊張する。それは、もうデビューが決まったおれももちろんのことで、どうしてAがこんなに冷静なのかだけがわからない。



中に入ると、新人開発チームの上の立場の人や、今度からおれたちのチームを担当してくれる人、とにかく自分たちに関わる社員さんの中でもちょっと役職が偉い人が数人いて、つい背筋が伸びた。

席に座るよう促されてAの隣に腰を掛けても、全く落ち着かない。

ああA、なんで君はそんなに冷静なの。ちょっとでもこっちを向いてにこっとわらってくれれば、おれはそれだけで安心できるというのに。

おれと同じように姿勢を正してまっすぐ前を見ているAは、やっぱり俺と違って何か知っているのかもしれない。



社員さんが口を開いて、形式的な挨拶をある程度かわしたところでおれの方をちらりと見た。





「今日の話はAのことについてなんだけど、リーダーであるシオンにも知っておいてほしいと思って同席してもらったんだ。」

「Aのこと、ですか?」

「ああ、いまさらデビュー取消しとか、そんな暗い話じゃないからもっと肩の力を抜いてね。まあこれはハルが気をつけようって話だから、シオンはなんとなく頭に入れてもらえればいいよ。」





柔らかい声色と表情に、言われるがまま体から力が抜けた。なんだ、怖い話じゃないのか。

おれたちはすでにデビュー時点でひとりいなくなってしまったがために、こういうとき若干悪い想像をしてしまう。でもたしかに社員さんたちからそこまで重い空気は感じないから、いう通りきっと暗い話ではないんだろう。



でも、さっきからやっぱりAとは目が合わない。相変わらず姿勢は正しいまま、真っすぐ、前を向いている。

そしてそんなAの視線の先にいた社員さんが、口を開いた。

「ハルがこれから活動する上での話だけど、」と切り出して、思わず体が固まる。





「まず、ハルはなるべくメンバー以外との交流は避けること。」

「はい。」

「…ぇ、」

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ぺぺろにぴざ(プロフ) - 葉華さん» ありがとうございます😢本当に拙い文章だとは思いますが、自分なりの解釈でメンバーごとに言葉遣いなど気をつけているつもりなので、そう言っていただけてうれしいです💚 (11月25日 23時) (レス) @page47 id: e1d9a6ec66 (このIDを非表示/違反報告)
葉華(プロフ) - ストーリーはもちろん、情景描写やメンバーの口調などもすごく丁寧に描写されていて思わず時間を忘れて見入ってしまいました…!素敵な作品をありがとうございます。応援しています!💖 (11月25日 0時) (レス) id: c363bf9ae5 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺろにぴざ(プロフ) - ににさん» ありがとうございます!少なすぎてつい自分で書いてしまいました…がんばります💪🏻 (11月9日 7時) (レス) id: e1d9a6ec66 (このIDを非表示/違反報告)
にに - はじめまして!!Wishのお話少ないのでこのお話に出会えて本当に嬉しいです!これからも応援してます✨ (11月8日 15時) (レス) id: 146481154f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺぺろにぴざ | 作成日時:2025年11月8日 0時

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