-土煙再び- ページ8
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あれから幾日が過ぎ今日が最終日の夜。
30はいた同士がもう4人。
仲間を喰った鬼はほとんど斬りに斬ったし、少しは鬼と会話を試みようと思ったが飢餓状態の鬼は理性も知性も無くしただがむしゃらに襲いかかってくるだけ。
これじゃ埒があかない。
「……これで＿＿！…お終いっ！！」
ザシュ！
と鬼の頸を斬り刀を鞘に納め大きく息を吐き空を見上げ輝く星を眺め手のひらを天に掲げぐっ、と握りこぶしを作る。
鬼はボロボロと灰になり消えてゆく。
「〜ッ、7日間！！生き残りました！影千夜さぁああんッ！！っらぁあああ"あ"！」
雄叫び高らかに、ピシリと固まる。
あっ。やべ、
早く会場へ行かなくちゃ。
間に合うのか...？
朝日が昇り始め辺りはうっすらと明るくなってきている。
「は、早く行かなきゃ……ッ！急げ！」
Aは襟巻きを巻き直し会場を目指し急ぎ足で狂い咲く藤の花を目指し走り去るのだった。
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「(ヤバイヤバイ！間に合うか！間に合え！)ッらぁあ！！ってうおおあ！ぶつかるゥウウ"！！」
「……え"。うわぁあっ！？」
トボトボと歩く青い着物の少年に気付かずその少年の背後から盛大にタックルをかましてしまうという大惨事。
再び巻き起こる土煙と騒音。
その場にいた全員が二人に注目する。
「…いったたた…、A…前を見て走らないとダメだ…。怪我はないか？」
「た、炭治郎さん！良かった…！あああ"！ご、ごめんなさいっ！！」
まさにデジャヴ。
タックルをかました相手は炭治郎であり再びAの頭を守るように手を添え受け身を取りズサァと共に地面に転がる。
懐かしい暖かい手。
突き飛ばした相手が炭治郎だと分かるとAはパァアと笑顔を咲かせ、途端に己が何をしでかしたのか分かると青ざめ謝罪を述べる。
むくりと起き上がれば今度はAが炭治郎の手を取り起き上がらせる。
炭治郎は�爐△蠅�とう�瓩斑箸�い笑みを浮かべる。
ああ、菩薩。
「炭治郎さんならきっと、俺との約束守ってくれるって信じてました。」
「俺も。Aならきっと此処に来るって信じてた。」
Aは握りっぱなしだった手をパッと離し悪戯っ子のようにニコリと笑みを浮かべる。
「約束破ったらどうしてくれようかとずっと考えておりました！」
「あはは…は……」
本気とも取れるその匂いに炭治郎は冷や汗を浮かべるのだった。
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あ - パースワード教えていただければ嬉しいです (2月29日 19時) (
レス) @page32 id: 9e43a05317 (このIDを非表示/違反報告)
こはく(プロフ) - ずっと前から見ていた作品でアカウント変えてからやっと見つけました。パスワードを教えていただけたら嬉しいです (2月8日 8時) (レス) id: 094a65f89f (このIDを非表示/違反報告)
あい - 一気に見さて頂きました。おもしろかったので続きが読みたいのでパスワードを教えていただけたら嬉しいです。 (1月25日 19時) (レス) @page29 id: b97ed817a2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえんはけつの穴 - かきなおし途中でもいいので読みたいです…この続き全部パスワード管理で寂しいです…気長に待ってます！ (10月30日 17時) (レス) @page31 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
きょむ - 前に無限列車編の途中まで読ませてもらってた者です！ほんと大好きな作品です🌼めちゃめちゃ面白かったのでまたもう1回読みたい…🥺急かすつもりは無いのでいつか読めたらいいな〜ぐらいの気持ちで待ってます！のん。さん応援してます！ (9月13日 12時) (レス) id: b566dd52f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん。 | 作成日時：2019年9月22日 8時
