カズの隣で…。☆kazunari ninomiya☆【Part1】 (ページ15)

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♯15 キョオコとトモちゃんページ15

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ｷｮｵｺ「Aっ！！」

「キョオコ、おはよう。」

凄い勢いで教室の扉を開けて

やけにニヤニヤしながら近付いてくるｷｮｵｺ

「…？」

ｷｮｵｺ「私、見ーちゃった♪

今朝二宮くんと一緒に来てたでしょ～♪♪」

うふふって意味深な怪しい笑顔を浮かべては

勘繰るように私の顔を見る

「……う、うん…まぁ…」

ｷｮｵｺ「いーなぁ～いーなぁ～！幼なじみと一緒に登校～！

うらやましい～！！」

「…一緒に、って言うか…偶然会っただけだよ」

ｷｮｵｺ「だからぁー！そういうのがいいんじゃん！

偶然出くわすなんて家が隣じゃなきゃ中々出来ないもん」

「……」

…そうだけど・・・

言葉に詰まる私を見て

満足げににっこり笑ったｷｮｵｺを

隣の席で勉強していたﾄﾓちゃんが睨んだ

ﾄﾓ「キョオコうるさい

もうすぐ中間テストなんだから、ちょっとは勉強したら？」

普段からｷﾘｯとしてるけど、今日は特に

メガネをかけて優等生モードのﾄﾓちゃん

基本静かで落ち着いてて、

言いたいことはハッキリ言えて…だけど凄い優しくて…

そんなところがカッコいいなぁ…なんて

密かに憧れてたりするんだ

．

ｷｮｵｺ「んもぉー！！トモはガリ勉過ぎるのっ！！

そんなカリカリしてるとハゲるぞー！」

ﾄﾓ「……………」

ｷｮｵｺ「え、無視！？

ひどーい!! トモのカバっ!!」

．

まぁ、言いたいことをハッキリ言えるのはｷｮｵｺもなんだけどね…笑

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ﾄﾓちゃんとｷｮｵｺは小学校からの付き合いらしくて

それこそ、いわゆる"幼馴染み"ってやつなんだと思う。

そこに高校から私が入って、今のこのグループになった

正直

全然性格の違う二人がなんで仲良いのかは謎だけど笑

でもお互いに気を許して言いたいことを言い合える仲が羨ましいな…って

二人を見てると

そんな風に思うんだ

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