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story40 ページ41

文化祭1色。

誰もが心を躍らせ、2週間後の本番に備える。



「まず、接客と調理と客引きの担当を決めます。
じゃあまず、接客したい人!」

「「「はーい!」」」



長太郎のはつらつとした声に、バッとたくさんの手があがる。

クラスのほとんどと言っても過言ではない。


「ちょ、これは多すぎ!」


その勢いにおされ、一歩下がる長太郎。

さすがに4、5人じゃ調理はできないだろう。

さて、どうしたものか。


時間、人数、個人の希望。

すべてを計算して、効率的な方法は。



「当日はもりつけだけでいいように、前日に調理は済ませておく。
客引きは接客とローテーション。
かと言ってこんなに人数はいらないから部活発表とかを考慮して午前と午後で担当を分ける」


つらつらと考えた事を並べて見せた。


すると、シーンと静まり返る教室。


しまった。

今まで口を開くことすらしなかった、私が急にしゃしゃり出てなにをしようと言うのだろう。



完全に空回った。



「…それ、いいよ!
それでいこう!
みんな、いいよね?」


流れた沈黙を破るように落とされる長太郎の声。


「お、おう!
そうしようぜっ」

「わ、私もそれでいい!」


重たい空気は少し軽くなり、また騒がしい教室へと戻った。




……助かった。

思わず安堵し、小さくため息を吐いた。





.

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SHINO(プロフ) - 菫-sumire-さん» ありがとうございます。こんな私に憧れる要素があるか、わかりませんが、ありがたいです。本当に未熟で、読みにくい部分もあるかと思いますが、皆様に納得していただけるように頑張りたいと思います。とても温かいコメントをありがとうございました。 (2016年2月7日 13時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - 梅田さん» ありがとうございます。キャラの特徴や性格は私なりに研究していたつもりです。なのでそう言っていただけると本当に嬉しいです。氷帝にとって跡部さんは絶対的な存在だと思うのでそれを表現できていてよかったです。素敵なコメントをありがとうございました。 (2016年2月7日 13時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
菫-sumire-(プロフ) - SHINOさんの小説、影から読ませていただいておりました。憧れるところなんて正直言い切れません.....他のどの作品も楽しみにしています。 (2016年2月7日 12時) (レス) id: dbfe85220f (このIDを非表示/違反報告)
梅田(プロフ) - それぞれのキャラの特徴を良く捉えた上での跡部至上主義な発言がとても好きです。とりあえずの完結、おめでとうございます。続編も楽しみにしてます。SHINOさんの作品ですから、SHINOさんのペースで進めてください。一ファンとして影ながら応援しております。 (2016年2月7日 11時) (レス) id: 78d0f2e1a4 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - ゆっきーさん» 返事がおくれてすみません!続きを楽しみにしていただけるのは、作者として本当に嬉しいです。ワクワクドキドキしていただける展開にしていきますので、よろしくお願いします。素敵なコメントをありがとうございました。がんばります! (2016年1月25日 22時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SHINO | 作成日時:2014年7月26日 13時

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