邪道ヒロイン29 ページ31
「山田A。
3年女子。
委員会も部活もやっていない。
家族構成は父が1人。
身長は152cm。体重は「ストォーップ！！」」
な、なんなんだこいつ！
ハッ！
「ストーカー！？」
「断じて違う」
一瞬の間もなく、糸目さんに制された。
そんなに照れなくてもいいのに。
はぁ、とため息を吐き、辺りに視線をさまよわせる。
この場にいる全員が、私を見ていた。
その視線に呑まれそうで、心臓を強く抑える。
人に見られるのは嫌いだ。
「フフッ、君さ、俺達に尽くす気ない？」
「「は？」」
無意識に零れた声が、誰かと重なる。
その原因の大魔王は気味の悪い笑みを浮かべて私を見ていた。
「幸村、どういう事だ」
さすがの老け顔さんも理解できていないようで、眉間の皺をより一層深くする。
うん、めちゃめちゃ怖い。
「そのままの意味だよ。
俺たちテニス部の下僕……ゴホンッ、マネージャーにならないかい？」
今この人下僕って言いましたよね。
そうですよね？
こうなったら……。
「私そういう趣味ないんで」
丁重にお断りさせてもらおう。
しかし、大魔王にそんな趣味があったとはな。
ドン引きだよ。好感度マイナス50だよ。
「何を勘違いしているのか知らないけど、君に拒否権はないからね」
ニッコリと、効果音が付きそうなほど綺麗な笑みで微笑む大魔王。
だが私には、悪魔が悪だくみしているような笑みにしか見えなかった。
―――――――――――――――――――――
リア友に、「誕プレはしのの小説がいい」って言われちゃって、焦ってます。w
しかもなんとリクエストが甘々！！私の一番苦手なジャンル！！
あー、どうしましょ。
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ナツ - 面白い、面白い、面白い、面白いぃィィィィ！読んでる途中だけどついコメントしちゃいました。 (2021年2月14日 20時) (
レス) id: c58bd08887 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - 夢主が羨ましいですな…。ゆっきーに受け止められるとか…。 (2015年1月21日 18時) (レス) id: 13030ae857 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - 菜月夜さん» すみませんんん！！山田って苗字私は好きです！修正します！ (2015年1月15日 21時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
菜月夜 - あの…私の名字、山田なんです…ダサイはひどいよぉぉ←でもこの作品大好きでふファイト！…でもダサいは酷いよ← (2015年1月15日 18時) (レス) id: 3c42b54fb5 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - 茉莉さん» 面白いだなんてっ！ありがとうございます！ふ、ファン！？恐れ多いです、ほんと。けれどとても嬉しいです。ずっとそう思っていただけるよう、精一杯努めさせていただきます！コメントありがとうございました！ (2014年12月31日 0時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHINO
| 作成日時：2014年6月27日 19時
