【歌い手】出会ってしまえば....3

PV102 ページ11

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A「......なんで謝るんです？」






天「いや..あの....だ、だき..抱擁してしまったり！..」



！？



..なんで古風に言ったの..！？





天「あ、後..キ..キス..とか..〜〜ｯ////」





A「言いながら赤くならないで下さいよww」





天「な！？しょ!!しょうがないでしょ！？」





A「まぁでもなんで謝ったかの理由になってないですよ？」




.....







......。







あれ？なんで黙った..？




俯いちゃったし..





天「嫌いになったんじゃないの..？」





え？




隣で歩いてる私を横目で見ながらそう言った。





A「天月さんをですか？」





天「うん....」




あの時か..




A「まぁそりゃ驚きはしましたけどねw今考えれば初めてでしたしww」




天「はじｯ！？....ほんとごめん!!!!」




おお..！？



凄い勢いで謝られた..



びっくりしたぁ〜....でも..




A「天月さん。私はそれで天月さんの事、嫌いになったりしませんよ？」





天「え....なん、で..？」




A「逆にちょっと嬉しかったですから。会って間もない私なんかの事をここまで考えてくださったことが。」





....ホントに..ね..





A「うらたさんの時もそうでしたけど、悪意があっての行動では無いことくらい分かります。なので私が嫌いになる理由がないんです。」




そう..






《アイツ》みたいに私には悪意しかみせないやつとは違う。




.




.





私を＊＊としてしかみてないやつとは。

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