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111.弁解の余地は無いと思え ページ16

コ「……千紗さんってほんっと何も聞かないよね。普通小学1年があの場に駆けつけて来たらおかしいって思うでしょ?」


いや思うわ普通に思っとるわ。逆に思ってないとでも思ってたの?


千「…コナン君みたいな"普通じゃない"小学1年どこにでもいるんじゃない?私はそう思ってるだけ。」

コ「本音は?」

千「非常に面倒だから聞きたくない。」

コ「予想通りすぎる本音。」


自分至上主義なので。


千「てか警察は?」

コ「もう通報したって。」

千「ふーん…で、この人誰?」


知ってるけど一応聞いておこう。まあ聞くとより一層呆れた顔をされた。


コ「もう自己紹介してもらったんでしょ?__まぼろき大さんだよ。」

千「お前も間違うんかいぃ!」









千「ホテル?」


連れられて来たのは綺麗なホテルだった。
コナン君…キミま〜た、しょうこりもなくヤベー事件に首突っ込んでるわけ?


千「ねぇコナン君大丈夫なの?…口封じに殺されるの私。」

コ「違うよ!?」


何でそう言えんの?お前もよくわかってないんじゃないの!?

中に入ってエレベーターに乗り、ある部屋の前まで案内された。チョー怖いよ膝が笑い始めた。


赤「さぁ、中に入れ。」

コ「赤…、ねえ諸星さん。何で千紗さんをここに」


部屋に一歩入ってコナン君が何か尋ねようとした時だった。


「…」

千「ドッ!?」

コ「キャメル捜査官…!?」


肩幅デカイスーツ着た外国人が、ヌッと出てきたのだ。


千「エッ、」


その巨体は私を担ぎあげ部屋の中へと招き入れた。


千「え、なになになに!!?ちょ、待って待って、てか誰!!?」


私を担いでいるこの男の顔は見えないが驚いたようにこっちを見るコナン君と扉を閉める赤井さん。


赤「……そう怖い顔をするな坊や。すまないな、逃げられたら困るもんでキャメルには協力してもらっている。」

コ「赤井さん…」

千「いやまず私に弁解しろよ!!?」


足プラーン状態で私は顔を上げて赤井さんに怒鳴った。何コレ、やっぱ口封じされるの!?

私達は歩いて別の部屋につくと赤井さんが扉を開いてソファに座った。私とコナン君、男の人は部屋の前でつっ立っている。


赤「まあ落ち着いてくれ、君から話が聞きたいんだ。坊やもそこに腰かけてくれ。」

コ「うん!」

千「私は腰かけんくていいんか!?何で担ぎ状態のままなんだよ!!落ち着けるかボケェ!!」


何で部屋の前で担がれたまま喋らなきゃなんないの!?

112.キャメル捜査官の失態→←110.例のあの人とお揃いにしてやるよ…!



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pino(プロフ) - カノさまさん» 好評価&コメントありがとうございます!もっと面白さを増せるよう頑張ります! (2019年8月31日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
カノさま - 面白い作品ですなぁ… (2019年8月31日 21時) (レス) id: a6daf906d1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ののいろ系女子さん» ファン…!?好評価とコメントありがとうございます!楽しんで頂けて何よりです!(*^^*) (2019年7月13日 14時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 凄くおもしろかったです!もうファンです!至急好評価してきます! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ミキさん» 好評ありがとうございます(TT)、これからももっと面白く出来るように努力します! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pino | 作成日時:2019年2月20日 0時

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