122.誘拐された先で ページ26
焦「！？、蛍！？蛍！どこだ！！」
「彼らなら僕のマジックで貰っちゃったよ。こいつらはヒーロー側にいるべき人材じゃねぇ、俺らがもっと輝ける舞台へ連れてくよ。」
木の上から俺たちを見下ろす敵。
緑「＿っ！？返せ！！」
「返せ？彼らは誰のモノでもない。」
緑「返せよ！！」
やられた…！！
ふつふつと怒りが沸いてくる、その感情と共に俺は攻撃をしかけた。
〜蛍side〜
呆気なかった。
拐われる時にお腹を殴られた痛みと気がついたら敵の手中にいて
緑「かっちゃん！！轟さんッ！！」
ボロボロの緑谷が全速力でこっちに走って来ていた。……またお人好しが発動したのかな、彼はいつだって傷だらけ。
"ううっ…いたいよぉ…"
昔を思い出すから嫌だった、…だから毎度止めてるのに。自分の体が黒い渦に呑まれていく。
焦「蛍！！！」
蛍「兄さん…、緑谷…」
もう間に合わない。
蛍「＿＿来ないで。」
絶望した兄さんの顔が目に焼きついて、また意識がとんだ。
＿＿
＿＿＿
次に目を覚ましたのは知らない場所。
蛍「！」
この部屋は？それにこの拘束…
『蛍！！』
…そうだ、捕まったんだった。自分の状況把握をしていると足音が近づいてきて部屋の扉が開いた。
「こんな時でも冷静とは。」
蛍「貴方は…」
コ「いやはや申し遅れた。私の名はコンプレス、君たちを拐った張本人…かな？」
そこでハッとする。
蛍「爆豪は…無事なの？」
ギロリと睨むと両手をあげて近づいてくる。
コ「連れていってあげよう、自分の目で確かめるといい。暴れるなよ？…まあ頭のいいお嬢さんならわかってると思うがな。」
そう言って拘束具を解く。敵のアジトってとこか…確かに下手に動けない、まずは爆豪の無事を確認するのが先決。
黙ってついていくとバーのような部屋について敵らしき人たちがこちらに注目した。
コ「連れてきたぜ。」
警戒心を解かず周囲を見渡すと奥に拘束さてグッタリしている人。
蛍「爆豪！」
彼の元へ行けば無事を確認。
蛍「外傷なし…」
後ろを向いて構える。
死「そう構えるなよ、…話をしよう。」
死柄木、弔…気を抜かず戦闘体勢のままでいると後ろから声が。
爆「…あァ？」
蛍「爆豪…！」
爆「何でテメェまで捕まってんだ…！」
するとまた死柄木が話始める、テレビに写る"雄英の謝罪会見"を見ながら。
死「君も勝つのは好きだろ、…おい荼毘、拘束外せ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
pino(プロフ) - 紗菜見さん» 本当ですか！？感動してもらえてすごく嬉しいです…！！コメントありがとうございました！ (2019年8月18日 18時) (
レス) id: 959de6d87f (このIDを非表示/違反報告)
紗菜見 - この小説めっちゃ感動できる！！！(TДT)更新頑張ってください！ (2019年8月18日 15時) (レス) id: 60662f9996 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - イマツギさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)全力で頑張ります！！ (2019年8月18日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!!更新頑張ってくださいm(_ _)m (2019年8月18日 2時) (レス) id: 55b7647faa (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます！更新がんばりますね…！(^-^) (2019年8月1日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：pino | 作成日時：2019年5月15日 15時
