【名探偵コナン】不老不死になっていた件について。【男主】

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え、いや、待って………？？？

A兄って言った…？？

は？この世界のおれ青子ちゃんのお兄さん設定なの？
まってくれ全然理解が追い付いてない。


「青子さ、、、っ、苦し、です…」

貧相な青子ちゃんの胸と言えど、思い切り顔に押し付けられたら苦しい(失
礼)

俺はそろそろ息が限界になったので青子ちゃんに訴えると、青子ちゃんは、はっ、と我に帰った様で俺に謝りながら離してくれた。


「ご、ごめんね…あまりにも似てたから…A兄なわけないよね、7年前の話だもの……」

「！」

まただ。
怪盗キッドの予告現場で中森警部に言われた時といい、あの時も今も、「７年前」と言った。

俺は昔の記憶があまり無いけど、これだけは覚えている。

俺は７年前に初めて死んだ。
１回目の死が、７年前。



やはり、前にふと思い付いてしまった、俺の考えは正しいのだろうか。









『俺は元々、名探偵コナンの世界の住人』

もしそうなら、全ての話の辻褄が合うのだ。

青子ちゃんや、中森警部が言った７年前や、神様が俺をこの世界に送る前に言った、「これで最後」という言葉の意味も。

だから、俺が、俺であるためにも。

きっとこのことが俺にとっての『知るべきもの』への通る道だから。

ぐ、と意を決して俺はまだ目に涙を溜めている青子ちゃんに話しかけた。









「ねぇ、その、A兄の話、聞かせてくれませんか」

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