【名探偵コナン】不老不死になっていた件について。【男主】

FILE.22 ページ26

・








・


分かってくれた？と首を傾げると、コナンくんは俺とは目を合わせないままゆっくりと首を縦に振った。

「…そろそろ服、着ろよ」

「ｱｯごめんね」

どうやらコナンくんには刺激が強かったらしい。俺はそそくさと包帯を巻きなおし、服を着た。

「なんか…ごめんな」

「え？」

何故コナンくんが謝ってるんだ？
コナンくんには何もされてない筈だけど。

「その、嫌な事思い出しちまっただろ…」

「へ、」

「俺に傷を見せてくれたとき、悲しそうな顔してた、から…」

コナンくんは少し気まずそうに俺に言った。

はぁああ？？コナンくんいい奴かよ、、お兄さんちょっときゅんとしちゃったよ、、、

「ふふ、だいじょーぶ。気遣いありがとうね」

「ばっ、ばーろ！そんなんじゃねぇよ」

ほああああ生ばーろー頂きました！！もう死んでもいい！！あっもう110回は死んでるんでした(照)

ちょっと待っていい事思い付いてしまった…

「ねぇコナンくん！少しでも俺に悪いと思っているなら一つだけお願いを聞いてほしいんだけど！」

「お願いぃ？…んだよ」

この世界に来たからには絶対に会いたい人物…その人に会うために。

「俺も少年探偵団に入れてくれ！」

その人と少しでも早く会うためには可能性のあるものは全て利用するのだ！

「コナンくんはよく死にかけるだろう、だから死なない俺がコナンくんのボディーガードになる！」

ジト目で俺を見るコナンくん。

「…なんで」

なぜ？そんなの決まっているだろう

「月下の奇術師、怪盗キッド様に会うためだあああああ！！！」

(※Aの推しキャラは怪盗キッドである)

「(ダメだこいつ)」

おっと？コナンくんの心の声が聞こえた気がする









────
「不老ってことはAって今何歳なんだ？」

「(呼び捨てになってる…)21歳だよ！」

「！？」

FILE.23→←FILE.21

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す