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side blue
風呂から帰ってきたら
末っ子2人が仲良く並んで寝ていた
そのため病室は静かだ
北斗を見ると風呂に入って疲れたのか
ベッドに寄りかかりウトウトしていた
「北斗、疲れたなら休みなよ
ねていいよ」
松「でも・・みんな、帰っちゃうでしょ・・
俺が、、寝ている、間に、、帰るの、ヤダ・・」
眠くてふわふわしているのと
甘えたなのか本当可愛い
こんな北斗久しぶりに見るから
ついつい甘やかしたくなる
多分聞いていたきょもやこーちも
同じことを思ったのだろう
高「帰らないよ、今日は北斗が夜寝るまでずっと居るから」
京「安心して寝なよ、ここにずっと居るから」
松「樹も？」
俺の方を見てきたためベッドに近づき
北斗の体を横にした
「俺もずっといるよ
風邪引いちゃうと困るから布団かけて少し休もうな」
北斗に布団をかけてトントンしてあげると
すんなり寝た
京「めずらしいな、甘えるの
あんなに1人大好き人間だったのに」
高「ここ最近ずっと1人で耐えてきたんだろ
誰にも甘えられず、、
俺たちにだけでも甘えてほしいな
北斗は十分頑張ったからさ」
「そうだな、でも可愛いな
甘えられると」
高「デレデレするな！気持ち悪い(笑)」
北斗の寝顔を見ると安心する
あぁ、俺たち見つけられて良かった
北斗が寝て30分ぐらいすると
ジェシーが起きた
ジェ「ぁ！俺寝ちゃった？！」
高「うるさい！北斗が寝てるんだから静かにしろよ！」
ジェ「本当だ！で、樹は何でそこにいるの？」
北斗が寝てからも俺は北斗のベッドに座っていた
樹「だって北斗が俺の左手離してくれないから」
北斗のことをトントンして寝かしていたら
北斗の右手の近くに置いてあった左手を握られてから
全然離してくれない
さっきから離そうと何回も試みたが
離そうとするとギュッと握ってくる
ジェ「本当だ・・
本当、北斗可愛いな〜」
ジェシーが近づいてきて
北斗の痩せこけた頬を触ると顔をしかめた
高「やめろよ！もう少し寝かしてやれよ」
しばらくすると慎太郎も起きて
みんなで北斗のベッドの周りに
椅子を持ってきて座り北斗の寝顔を眺めていた
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作者名：ちきん | 作成日時：2019年8月22日 14時
