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東京ドーム公演が終わった3日後
樹と慎太郎はドラマの撮影があるため
ジェシーと大我、後は行きたいと言っていたしょっぴー・ふっかと共に北斗の病院に来た
相変わらず口からは人工呼吸器の管が入ったままで目を覚まそうとしない
それに熱が出続けているのは変わらないみたいで
常に脇を冷やしたり、頭を冷やしている
初めて北斗の姿を見たしょっぴーとふっかは
ガリガリに痩せて、たくさんの点滴につながれ、口から管を入れられて息をしている北斗に言葉を失っていた
ジェシーが北斗の手を握り喋り始めた
ジェ「北斗、Jr.で東京ドームでライブやったよ
みんな北斗のこと待っていてくれるって、俺らも待ってるから今度はSixTONESとして東京ドームでライブしようね
北斗がいないと寂しいよ、早く目を覚ましてよ・・」
ジェシーは北斗に話しかけながらボロボロと涙を流していた
大我はジェシーの側でじっと見守っていたが
おもむろに北斗とジェシーの手の上に自分の手を重ねた
京「北斗、、こんなとこでくすぶってる奴じゃないだろ. 早く目を覚ませよ、しょっぴーとふっかも来たんだよ」
大我もそう言いながら目一杯に涙を溜めていた
二人が北斗に話している間に全く状況が飲み込めていないしょっぴーとふっかに説明した
「簡単に説明すると北斗は急性骨髄性白血病. 抗がん剤の治療をやって、北斗のお兄さんから骨髄移植を1週間以上にやったけど移植の副作用で感染して呼吸状態が悪くなって今は人工呼吸器で呼吸するのをサポートしている状態. いつ北斗が目を覚ますかはまだわからない」
渡辺「そんな・・」
深澤「俺ら何にも知らないでお前らに北斗は？北斗は？って言っちゃって・・
本当に申し訳ない」
しょっぴーもふっかも申し訳なさそうに項垂れながら話した
「大丈夫、俺らも全く言わなかったし何にも知らなかったから」
透明なカーテンの外から全く動かない北斗の姿を
しょっぴーとふっかは静かに見ていた
ジェシーと大我が北斗の手を握って喋り続けているため声をかけた
「ジェシー、大我
そろそろ一回北斗休ませてあげよう」
そう声を掛けると
ジェ「北斗、一回休んで。北斗が寂しくないようにまた後でくるから」
ジェシーと大我が無菌室の外へ出てきた
「お昼過ぎたしレストランにご飯を食べに行こう」
12階にあるレストランに向かった
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作者名：ちきん | 作成日時：2019年8月22日 14時
