関係小話 知力のライバル ページ11
「霧姫さん。私とボードゲームをしませんこと？」
「？…なぜでしょう？神鳥谷様」
「貴方の知に興味があるの。だからひと勝負でもいかが？」
「嫌です。時間の無駄だと思いますよ」
「あらいいの？私に挑まないと負けということになるのよ？つまり…貴方の知が負けるのよ。この私に」
「──…そんなに言うなら受けて立ちましょう。そしてその言葉、そのまま貴方にお返しいたします」
「ウフフ、そうこなくては。ではオセロをいたしましょう？」
そう言うと常臣はオセロ盤と石を用意し、中央に白黒の石を２個ずつ置いた
「どちらにいたしますか？白？黒？」
「……白で」
「分かりましたわ。では私は黒…先攻ですわね。やりましょうか。楽しく、ね？」
両者にとってこの対決は未知数…相手の実力が計り知れないのだ。そんな不安を抱きつつ、戦いの幕が上がった
「(霧姫さんの力、試させて頂きましょうか)」
「(神鳥谷様の知力は未知数…油断なりませんね)」
──────────
「(まずは無難に上を埋めましょうか)」
と、常臣が上を埋めるために白石の上に黒石を置いて裏返す。それに対し霧姫は…
「(上に置く…なるほど。私も上に置いてしまうと攻められて後の石の配置に困りますね。ならここは…)」
と、霧姫は下に石を置いた
ここまでは両者予想の範疇なのだろう。至って冷静に対決は進められていた
──何手目か…対決は拮抗。現在同点…そして残るマスは6…何を考えついたのか霧姫は一マス、石を置いた
霧姫の手によって裏返される石の数は目で確認できるだけで10を超えていた
それを見た常臣はニヤリと笑みを浮かべるだけだった
そして置けるマスがない常臣は二回パスをせざるを得なかったのだ
これにより、18対46で霧姫の勝利となった
「──流石ですわ。その知力…脱帽せざるを得ませんわね」
「いえ、神鳥谷様も…一度追い詰められたときもうダメかと思いましたよ。ありがとうございました」
「あら嬉しいわ。貴方をそこまで思わせたのなら満足ね」
「貴方とは張り合いがあります。どうでしょう？またいつか対決でも」
「あらいいの？今度は吠え面をかかせることになりますけど」
「ふふっ、やれるものなら…ですかね」
─────────────────────
終わりが雑になった感…
二人が対決してるときは誰も間に入れないような雰囲気があると思う(？)
最後に
リョウ様、関係を組んでくれてありがとうございます！
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小鳥遊ふゆう - コメント失礼します！【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Ema1234561/?p=%A4%E6%A4%A6%A4%CA&ans=8】にて常臣ちゃんを出演させていただきました！ (2023年2月2日 7時) (
レス) id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - 小鳥遊ふゆうさん» ありがとうございます…！ (2023年1月11日 18時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊ふゆう - 常臣ちゃんがどストライクです…美しい… (2023年1月10日 20時) (レス) id: a30ccd45c8 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - ピピピのピさん» 確認しました！使ってくれて、ありがとうございます！ (2023年1月9日 23時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ(プロフ) - コメント失礼します。可憐な花が咲くまで…に神鳥谷常臣さんを使用させて頂きました。ご確認お願い致します。 (2023年1月9日 22時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
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