【庭/球】色恋【短編集】

君とサマーバレンタイン ページ29

※好きなキャラの詰め合わせ。文字数の都合で書ききれませんでしたが他のキャラももちろん大好きです。たしけ先生本当にありがとう。ハッピーサマーバレンタイン！


《宍戸亮の場合》

「チョコか？なんで……」
「サマーバレンタイン？そんなのあんのか」
「……いや！貰う！」
「チョコミントだし…………俺の為に用意してくれたんだろ？」
「ああ。……さんきゅ」

照れ隠しに帽子を被せてくるのはずるいと思います。


《木更津淳の場合》

「チョコ？うーん……貰おうかな。ありがとう」
「え？サマーバレンタイン？そんなのあるんだ」
「うん、美味しい。手作りなんだ」
「……嬉しいな、なんか」
「クスクス、嘘じゃないよ。…………来年も、よろしくね」

平気でそういうことが言えちゃうから、貴方に簡単に翻弄されてしまう。


《手塚国光の場合》

「悪いが、甘いものは好きではない」
「…………サマーバレンタイン？」
「……いや、貰おう。折角お前が作ってくれたんだ」
「ああ、上手い。もしかして、俺の為に……？」
「そうか……ちゃんと礼は言わなければならないな。ありがとう。お返しはいずれさせてもらうぞ」

いつもの表情に見えるけど、少し耳が赤くなっているのは見逃しませんよ。


《丸井ブン太の場合》

「チョコ？くれんのか！？」
「マジか！さんきゅ！」
「え？うめぇけど……」
「へ〜……サマーバレンタインなんてあんだな。ま、美味いもん食えんならなんでもいいけど」
「あったりまえだろい。お前のくれるもんは何でも美味いからな！」
「来年も期待してるぜ！」

すごく喜んでくれる。来年はもっと良いものをあげなくちゃ。


《鳳長太郎の場合》

「え？チョコ？う、うん……貰うよ」
「へ？サマーバレンタイン？」
「……あのさ、これって、」
「！……え、えと、その」
「本命……ちゃんとお返しするから。…………ありがとう」

照れながらもしっかり感謝を伝えられるのが、彼の素敵なところ。

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