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mission49 ページ10

朱桜司side






鳴上先輩が扉を開いた先には



朱桜「お、お姉様…?」






A「……すぅ、……」



何故か床で爆睡しているAお姉様が。


そしてその後ろには、ソファに座りながら寝ている瀬名先輩。



朱桜「えっと、…これは…」


鳴上「あぁ、2人とも寝始めてから1時間も経ってないから。起こさないであげてね?」


朱桜「え!?」


慌てて時計を見ると時計の針は丁度午前9時を指している。



(ということは…2人が寝たのは午前8時過ぎという事ですか…!?)



朱桜「な、なんでそんな時間に…」



鳴上「本当は司ちゃんが起きてくるまで寝ないつもりだったみたいだけど…流石に眠気に抗えなかったみたいね♪」



私が起きてくるまで…?



朱桜「なぜ、2人とも私が起きてくるまで寝ないつもりだったんでしょうか。それに、なぜ朝まで寝てないのでしょう?」


鳴上「ふふ、それはね?」


私が疑問を口にすると鳴上先輩は待ってましたと言わんばかりに豪快に大きな冷蔵庫の扉を開けた。


鳴上「司ちゃんにこれをプレゼントする為よ♡」


そこに入っていたのは…


朱桜「Marvelous!これは…!」


そう。冷蔵庫の中に入っていたのは

たくさんの甘味…スイーツでした。



鳴上「泉ちゃん達ったら、夜中の3時半とかにアタシ達の事叩き起して、このスイーツを作るための材料を用意させてきたのよ?…まったく、アタシと凛月ちゃんだから夜中にも材料を調達出来たものの…」


鳴上先輩は人使いが荒いんだからと言いながら冷蔵庫の扉を閉める。



朱桜「凛月先輩も…ですか?」



鳴上「えぇ、そうよ?アタシと凛月ちゃんが材料を急いで調達して、泉ちゃんとAちゃんがあの大量のスイーツを朝まで作り続けたのよ。」



冷蔵庫の中のスイーツはざっと10種類ほどあった。
それを2人で作るなんて…



朱桜「どうして…そんな事…」



私がそう言うと、鳴上先輩はクスリと笑って私の肩に手を置いてこう答えました。



鳴上「それは…あの二人が起きてから直接聞いてみることね♪」



















瀬名「……やっと起きてきたわけぇ?かさくん♪」











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作者名:リューゲ | 作成日時:2022年8月1日 20時

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