mission46 ページ7
youside
瀬名「あんたは俺らに攫われただけの身で、しかも出会って2日。それなのになんで仲間でもなんでもないKnightsの問題に首突っ込もうとしてる訳?」
知ってるよ。
仲間でもなんでもない、ただ彼から存在を聞いていただけの怪盗達。
そんな人達の1人を辞めさせたくないなんて、意味がわからない。
自分でもわかってる。でも…
A「私は…私を人間として扱ってくれた司くんや、Knightsの皆さんの力になりたいとおもってます。…確かにこれはKnightsの問題で泉さんに首を突っ込むなって言われても仕方ないと思います。だけど…」
瀬名「…」
泉さんは無表情でこちらを見つめている。
A「だけど、このまま私が放っておいたら、絶対に後で後悔する気がする。それだけです。」
(半分はなるちゃんに頼まれたからって言うのもあるけど…!)
私が答えると、泉さんは意地悪そうに口角をあげてこう言った。
瀬名「へぇ。あんたは自分の自己満足の為に怪盗Knightsの問題に首突っ込むってことねぇ?」
A「うっ…それは…」
(反論出来ない…!)
まぁ、確かに周りから見たら自己満足。余計なお世話。その括りでしか無いんだろう。
泉さんにそう言われてしまうのも仕方ない気がした。
どう言葉を返すか迷っていると、泉さんは私の頭に軽く手を乗せてこう言った。
瀬名「冗談だよ。」
A「え?」
瀬名「あんたがあたふたしてるのが面白くてね、つい♪」
A「…からかわないで下さい。」
泉さんは私の頭を笑いながら撫でてくる。
瀬名「…いくらでも首突っ込みなよ。あんたにしか出来ないこともいっぱいあるんだからねぇ?…俺も手伝うからさ。」
A「あ、ありがとうございます…」
なんだか頭を撫でてくれるのがお兄ちゃんみたいだなって…そう思ったのは泉さんには秘密にしようと誓った。
(お兄ちゃんか…私にも家族はいたのかな…?)
なんて、知る由もないけど。
♪。.:*・゜♪。.:*・゜
Knightsのイベ走り終えました!
無事レオくんGETしたので満足です!
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作者名:リューゲ | 作成日時:2022年8月1日 20時