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sideOrange
やっぱり淳太くんはトラウマのせいで動けんくなってた。
可哀想やしここにおってええよって言ってあげたいけど、正直敵がどんだけおるかも分からんから俺も参戦しやなあかんし1人で部屋に置いとくのは危険やなって判断して
「淳太くん。俺が絶対何があっても守るから出ておいで。ずっと後ろに引っ付いててええから。」
って声をかける。
ほんならゆっくりやけど出てきてくれた。
「ちょっとごめんやで。」
このまま2人で歩いていったら時間がかかってまうから背中に乗せて急いで上にあがる。
もう臨戦態勢のもんちと流星と合流して敵の声が聞こえる所にいったらパッと見50人はおる敵をシゲと望と崇裕が懸命に食い止めてた。
まあ50ならなんとかなるなって判断して、俺は取り逃した敵を殺るのと、淳太くんを守れるように後ろで待機する。
流「俺らもおるし大丈夫やで。照史はそこで淳太守っといて」
神「まあそこまで行かさんけどな。」
ってホンマに寝起きか？ってくらい頼りがいのある弟らも言うてくれてるしな。
そんな時、敵が煙幕を投げてきた。
周りが見えへんくて、とりあえず自分と淳太くんの安全のためにその場を離れる。
リビングまで来てもうたからみんなの状況が分からへん。
そしたらずっと後ろで震えて何も言わんかった淳太くんが言葉を発した。
中「照史、皆殺されてもうたらどうしよ…。」
柄にも無く弱気やな。
まあ過去に囚われてまうのは俺も一緒やけど。
でも今は違う。
「大丈夫や。俺らの仲間は強いから。しょーもない敵に殺られるような奴らやないやろ？あの時から俺も淳太くんも強くなった。今はみんなのこと信じて俺らはここで待ってよ。ここまで来たヤツらがおったら殺ったらええ。」
そう言ったら少しだけでも安心したみたいで。
俺の事を掴んでた手の震えが止まった。
入口の方から銃声も聞こえる度にちょっとは俺も不安になるけどな。
インカム付けてる時間もなかったから周りの声も聞こえへんし。
途中リビングまで来た敵をナイフで刺しながら仲間の無事を祈る。
お願いやから誰も欠けやんとってな。
いつも評価、ハート、お気に入りありがとうございます！
フォローも嬉しいです♡
前作がもう少しで評価100になりそうで感動しています🥲
実はTwitterのアカウントも作成したので、良ければ覗いて見てください🙇♀️
時々小話もツイート出来ればと思っています。
これからもこのお話をよろしくお願い致します。
@fr0818_
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作者名：まかろに | 作成日時：2022年9月15日 1時
