６人のシスコンお兄ちゃん (ページ8)

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僕らのせいページ8

夢主side
居間の方から声が聞こえる…。兄さん達かな。最後の挨拶くらいしようと思ったけど…無理っぽいな。

さっき私の部屋から出ると、簡単な地図が書いてあるメモが置いてあった。

私の本当の家族は、福岡にいるらしい。飛行機とかは神松さんが予約してくれていた。

私は物音をたてずに玄関を出た。振り替えって長い長い礼をした。

貴『兄さん達…。お母さん…お父さん…さよなら』

私は空港へ向かって歩き始めた。

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トド松side
僕ら…？僕らがAを好きになったせいでこんなことになったの…？

さっき、神松さんからAとは本当の兄妹じゃないと言われたとき嬉しがっている自分もいた。
ずっと好きだったから。かなわない恋だと思っていたから。
でも、この思いのせいで僕らとAは引き離された。

おそ「俺らの…せいかよ…」

神「兄さん達が自分の気持ちに嘘をついていればこんなことにはならなかった。Aも傷つくことはなかったんだよ。」

チョロ「何でAが傷ついたことを知ってるの…？」

神「僕がAに伝えたとき泣いちゃったからね。」

おそ「…A…。」

ガラガラ…

その時、玄関が開いて、閉まる音がした。僕は嫌な予感がした。

トド「今出ていったの…誰？」

僕の言葉をきっかけに、皆Aの部屋まで走った。

おそ「A！」

しかし、部屋の中には何もなくなっていた。

でも、畳に、涙のシミがたくさんいろんな所にあった。

そして机の上に涙でにじんでいるメモを見つけた。

メモには、今までありがとうとだけ書かれていた。

一「…もう会えないの？」

十四「Aはこれからどこに住むの？」

神「え～っと。福岡だね。多分今は空港へ向かってるんじゃない？僕が飛行機予約しといたから。」

これだけ情報があるなら僕たちがやらないといけないことはただ１つ。

「「「「「「 Aを追いかける！」」」」」」

僕らは一斉に空港まで走り出した。

絶対に取り戻す。

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突然のシリアススミマセン！このシリアスの話が終われば６つ子達との甘い？毎日が待ってるのでしばしお付き合いください。

おそ「作者の気がすむまで待って！」

カラ「カラ松girl。もう少し我慢してくれ。」

チョロ「でも、ここまで読んでくれてありがとう！」

一「感謝…してるよ…」

十四「アハハ！これからもよろしく～！」

トド「作者の妄想に付き合ってね」