６人のシスコンお兄ちゃん

居間 ページ7

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おそ「なんかやらかしたのかな？A」

トド「それはないよ。おそ松兄さんじゃないんだし。」

カ チ 十 一「うんうん。」

おそ「お前ら冷たくね!？お兄ちゃん傷つくよ！」

一「…大事な話なんだろうね…」

十四「大事な話？？」

おそ「無視!？」

チョロ「ねぇ。様子見に行ってみない？」

カラ「しかし、全員で行くのはバレるんじゃないのか？」

「「「「「「…う〜ん…」」」」」」

松代「ニート達にも話さないといけないわね。」

十四「僕らも〜？」

松代「えぇ。Aのことなんだけどね。落ち着いて聞いてちょうだい。」

松代「もしかしたら、気づいていたかもしれないわね。ずっと一緒に過ごしてきたんだもの。」

チョロ「前置き長くない？母さん。」

松代「あなた達とAは本当の兄妹じゃないのよ。」


「「「「「「え？えぇーーー!？」」」」」」

おそ「俺らとAが本当の兄妹じゃない？」

トド「じゃあ、僕らは本当は６人兄弟だけだったの？」

松代「いいえ。違うわ。」

一「…違うって…どういうこと？」

松代「あなた達は、６つ子ではなくて7つ子なの」

チョロ「7…つ子…？」

カラ「もう一人弟がいるのか？」

松代「えぇ。そうよ。信じられないと思うけど。」

おそ「そんなの…信じられるわけねーだろ！!」

チョロ「おそ松兄さん…。」

松代「ここからは本人に説明してもらうわね。」

「「「「「「 本人？ 」」」」」」

松代「神松〜！入ってらっしゃい。」

神「こんにちは。はじめまして。兄さん達。」

トド「この人が…僕らの弟…？」

神「そうだよ。トド松兄さん。」

一「…じゃあ、Aは？どうなるの？」

神「本当の家族の所に帰るよ。」

十四「え？帰っちゃうの？何で？」

神「僕とAは入れ替わっていたんだ。だから、僕が今までいた家族の所へ…Aの本当の家族の所へ帰るんだよ。」

チョロ「じゃあ、神松？さんが今から僕らと一緒に住むってこと？」

神「呼び捨てでいいよ？チョロ松兄さん。この家が僕の本当の家だからね。ここに住むよ。」

カラ「これからずっと…か？」

神「当たり前だよ。僕は松野家の人間なんだから。」

おそ「…ふざけんなよ…。今さら7つ子だった？Aとは本当の兄妹じゃない？何言ってんだよ！！！」

神「まぁまぁそう怒んないで？おそ松兄さん。こうなったのも兄さん達のせいなんだよ。」

おそ「俺たちのせい？どういうことだよ。」

神「兄さん達がAを好きになったからだよ」

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